採用事例

株式会社イマック様

理系出身者の獲得が厳しい中、3名の学生を採用できて大満足です。

株式会社イマック様

総務部 チーフ 安達洋平様

1993年、滋賀県守山市にて大手エンジニアリング会社を母体に設立された同社。当初は工場の省力化機械の開発を主に手掛けていましたが、その後、生産ラインで使われる検査機向けの画像処理用LED照明の将来性にいち早く着目。現在ではLED事業が会社全体の売上の8~9割を占めるまでに成長しています。お客様の要望に合わせて一品から提供する少量多品種・短納期の製造を実現しているのが強みで、LEDの製品点数は約2万点に及びます。

新卒採用の仕組みが変わる中で、採用の仕組みづくりをお手伝いいただきました。

――HONKIさんとのお付き合いはいつ頃から?

元々、石川社長が「滋賀の“三方よし”若者未来塾」という既卒の若者を育てて企業に紹介するサービスを担当されていて、その時に知り合ったのが始まりです。石川社長がHONKIさんを設立された以降も、他社の人事担当者が集まる会に参加させていただいたり、公開講座で研修を受けさせてもらったりしていました。

――新卒採用の支援をご依頼いただいたきっかけは?

昨年から新卒採用の仕組みが大きく変わりましたが、私一人で採用を担当していたことから、色々と困ることが出てきそうだと感じていました。そこで、HONKIの箱島さんにお手伝いをしてもらい、新卒採用の仕組みをきちんと整備できないかと思い、相談を持ちかけたのです。

――以前は、別のコンサルティング会社に採用の支援をご依頼されていたのですか?

いいえ、全くありませんでした。他社で人事の経験のある社員が行ってきた採用活動を、そのまま踏襲する形で続けていました。インターネットの求人媒体なども使っておらず、とにかくお金を使わないというのが当社の方針でした。

大学とどうやってつながりを作るのかを教えてもらい、とても勉強になりましたね。

――当時抱えていたのはどんな課題でしたか?

そもそも私が一人で動くのが前提でしたから、採用だけでなく総務全般の仕事をする中で、大学を回っている時間を割けないという問題がありました。これまでは、それでもなんとなく人材が確保できていたのですが、優秀な学生ばかりが応募してくるわけではないですし、応募の数自体もかなり少ないのが実情でした。

箱島さんはたくさんの大学と独自のネットワークをお持ちです。当社では今まで共同研究では大学と関わりを持っていましたが、採用関係では全くつながりが持てておらず、どのように訪問すればいいのかも分かりませんでした。箱島さんには大学とどうすれば深いつながりができるのかを教えてもらい、非常に勉強になりましたね。

――新卒採用に関するテーマなどはあったのですか?

理系の人材を採用するというテーマを掲げました。文系と理系の学生ではアプローチの仕方も全く違いますし、単にたくさんの学生を集めるのではなく、きちんと大学とのつながりを作って紹介してもらえる仕組みづくりに力を入れました。

また、社員の方々に採用に関わってもらうような取り組みも始めています。今までは総務や人事だけが学生に会っていましたが、社員との接点を作ることで、入社後の定着率を上げていきたいと考えています。

――実際、新卒採用にはどんなプラスの影響が出ていますか?

当社では以前から定期的に4~5名の新卒社員を採用してきました。ただ、前年の採用数は6名だったにも関わらず、そのうち理系は1名のみ。ただ、箱島さんにご支援をいただいた結果、今年4月に入社した新卒社員4名のうち、理系出身者を3名採用できました。先生からの紹介をもらえたのが大きかったですね。また、残る1名の文系の学生についても、留学経験を持った非常に優秀な方にご入社いただくことができました。

これからは、新卒社員を定着させるためのフォローアップにも期待しています。

――箱島さんに対する印象はいかがですか?

明るくて気さくな人柄なので、学生さんたちの輪の中にすぐに入っていける。そこは私も見習いたいですね。技術的な話題なら問題なく話せるのですが、学生さんと最初にお会いした時にどんなことを話せばいいのか分からず、どうしてもすぐに固まってしまいますからね。初対面でもすぐに打ち解けて自然に話ができるのはすごいなと思います。

色々な学生さんに会っていますから、悩みに対する引き出しもたくさんお持ちですし、学生さんたちから見ても、話しやすい人がいるというのは心強いと思いますね。

――今後のHONKIさんに期待することは?

ひとまず採用はうまく行きましたので、次は入社後の定着ですね。箱島さんには定期的に面談をお願いしていまして、社内の目線とは違った視点で話を聞いてもらい、社内の人には言えないような悩みも吸い上げながら、新入社員のフォローをしてもらえればと期待しています。

当社では、新卒採用だけでなく、会社全体の活性化という面でも課題があると感じています。すべてを同時進行で進めるのは難しいですが、まずは新卒採用できちんと成果を出した上で、ゆくゆくは組織全体へと取り組みを広げていきたいです。