群馬大学教育学研究科

教育実践高度化専攻(教職大学院)

課題研究公開報告会(教職リーダーコース)

改組前の最後の院生である、教職リーダー専攻の2年生による課題研究公開報告会を、以下の通り開催いたします。

本年度は発表を含め、全てオンラインでの開催といたしました。

・日時 2021年(令和3年)2月13日(土)9:00~

・オンライン(Zoom)開催

参加ご希望の方は、以下のフォームでお申し込みください(学部学生も参加できます)

https://forms.gle/G4anu8Ewno8kZchUA

R2公開報告会プログラム.pdf

シンポジウムを開催しました

 11月15日(日)14時より,公開シンポジウム「ぐんまの教師力を高める2020:子どもたちが主体的に学ぶ教室をめざして―UDLガイドラインを活用した授業づくり―」(主催:国立大学法人群馬大学と群馬県教育委員会との連携に係る協議会,共催:前橋市教育委員会)が,教育関係者八十名以上の参加のもとzoomによるオンラインで開催されました。

 教職大学院11期生の栁田景子先生(長野原中央小学校)から,大学院での課題研究とその中心となった実践について報告がありました。柳田先生は,昨年度の教職大学院の修了生で,成績優秀者としても表彰された方です。実践は勤務校の長野原中央小五年生(12名)を対象とした,教職大学院M2のほぼ一年間の算数の教育実践研究を中心に紹介されました。栁田先生は,「主体的に学習を進められる児童」を育てるため,自分にふさわしい学習方法を模索できるための指導法を模索した結果,多様な学び方を保障できる学習デザインを提供できるUDL(Universal Design for Learning)に着目されました。UDLは一人一人のニーズにあった方法を,児童自身が選択する,という学び方を目指す概念的なフレームワークであり,「すべての子どもを主体的に学ぶことができる学習者に育てる」ことを目指しています。

 その際の教師の手立ては,UDLガイドラインによるアセスメント→予想されるバリアの把握→オプション提供→足場的支援→振り返りの設定というサイクルを通して,最初のアセスメントに戻っていきます。これはあくまで主体的に学習を進められる学習者を育てるのが目的です。実践は四月から十一月の実践内容を,UDLに対する児童の様子に焦点を当てて,とまどい期→駆け出し期→慣れ親しむ期→ヤル気が出てきた期→交流期→上達期に分けて分析されました。各期における算数のいくつかの単元での指導法と,抽出児童のノートの記述内容の変容や12名のアンケート調査などの分析結果から,その成果が報告されました。その結果,確かに児童が主体的に学習に向かう姿が見られたということが確認されるとともに,課題としても最初のアセスメントの難しさなどにも言及されました。

 本学教職リーダーコース・大島みずき准教授は,二年間の指導教員の立場から栁田実践に対し,あくまで児童が主体的に活躍することが目的の実践であり,栁田先生にとってUDLは授業実践のためのフレームワークであること,さらにUDL実践のためには,最初のアセスメントが大事であること,それは最後の目標設定が明確化されていないと問題が生じるといった指摘がありました。

 群馬県教育委員会義務教育課教科指導係・浦野正指導主事からは,栁田実践にUDLの実践活動として三つの含意があるという指摘を受けました。第一に学びのためのきっかけづくりという点です。学習支援の多様性の確保を柳田先生が十分されたことがこの点で多いに役立ったということです。第二に「主体的,対話的で深い学び」を実現させるため,その実践の中で発表や説明する力に焦点を当てた点です。第三に,児童の個別最適な学びを促すため,様々なツール,たとえばICT機器の導入をする際に,UDLガイドラインがその活用のために役立つということです。以上三点から栁田実践への高い評価がなされました。

以上の報告をうけ,zoomでのオンライン開催にもかかわらず,フロアからも多くの質疑が交わされ,本年度のシンポジウムも充実したものになったと思います。関係者各位に深く感謝いたします。           (文責:司会担当・山口陽弘)


教職大学院認証評価

 2020年10月26日、28日の二日間にわたり、群馬大学教育学研究科専門職学位課程(教職大学院)が、認証評価機構による訪問調査を受けました。本年度はコロナ禍問題のため、通常であれば二日間にわたる現地調査があるところ、うち一日の26日はwebを使っての面談調査(課程長を中心に直接面談、在学生、修了生、県教委関係者への面談)となりました。

28日は評価員の方々が実際に来群されて、午前は吉岡町立明治小学校のM2実習生でもある金子雅代教諭の授業視察と校長との面談がなされました。

午後は本学での教職大学院の実際の授業(山口陽弘・田村充『教育評価の理論と実践』、木村素子・内田誠『特別支援教育における授業実践』)を評価員が参観しました。

まだ今後も最終的な評価結果を受理するまでにもう一仕事ありますが、ひとまず大きな山を越えたことをご報告いたします。

特に、実際の現地調査を、この困難な状況の中、お引き受けいただいた明治小の校長、および金子教諭には感謝いたします。同時にweb調査に関わっていただいた在学生、修了生、県教委関係者にも感謝いたします。

また、今回の報告書作成に当たって、当事者ゆえ当然ではありますが、事務職員の多くの方々、関係教員の方々に資料提供、作成に当たって多大なるご苦労をおかけしました。今回の認証評価の責任者かつ課程長として御礼申し上げます。

五年後の認証評価があっという間にやってくることは、これまでの私の経験からも明らかです。教職大学院に関わるみなさまにおきましては、次回に向けての準備をまた一から始める必要がありますことを最後に一言蛇足ながら付け加えておきます。

                 (文責:山口陽弘 課程長)

課題研究の実際

(教職リーダーコース)

教職リーダーコースの入学者はすべて現職教員です。したがって,課題研究では,学習指導,生徒指導,校内研修やOJT,危機管理など学校運営上の課題などから各自が設定した課題に即し,2年次の勤務校において,自らが構想した解決策を実施し,その効果を検証します。

これにむけて,1年次には,「高度経営力・指導力開発課題研究」(いわゆるゼミ)で研究計画を構築していくとともに, 「高度経営力・指導力開発実習Ⅰ」で,置籍校でのアセスメント,予備的な実践,先進校の視察などを行います。

2年次には,自校に戻って勤務しながら,「高度経営力・指導力開発実習Ⅱ」として実践を行い,研究をまとめます。その過程で,研究者教員・実務家教員のチームが勤務校をたびたび訪問して指導を行います。

それでは,以下,課題研究の実際を,映像を交えてご紹介します。

まず,1年次前期末には,コースの全員が一堂に会し,第1回の中間報告会を実施します。

ここでは,前期のゼミでの学修の成果として,自身の課題意識,それにかかわる政策動向や地域,置籍校の実態,研究テーマにかかわる先行研究,置籍校でのアセスメントや予備的な実践などについてそれぞれの院生が報告します。

報告に対し,指導教員以外のコース教員によるコメント,参加者との質疑応答が行われ,それを通じて,後期の学修につなげていきます。では,2020年8月1日に行われた中間報告会を映像で紹介します。ただし,この年は,新型コロナウイルス感染防止のため,zoomによるリモート開催となりました。


課題研究の実際.pdf

中間報告会のお知らせ(教職リーダーコース)

教職リーダーコースでは、課題研究中間報告会(1)を以下の通り行います。当コースのM1院生全員による、課題研究の進捗状況の報告です。

1.日 時

2020年8月1日(土) 9:00~12:10

2.場 所

Zoomミーティング

3.次 第

9:00 開会

9:10~10:30 報告(20分×4人=80分)

10:30~10:40 休憩

10:40~12:00 報告(20分×4人=80分)

12:00 講評(課程長)

12:10 閉会

ご参加ご希望の方は、下記あてメールでお問い合わせください。

教職リーダーコース教務担当 音山(otoyama @ gunma-u.ac.jp)

2020年度課題研究中間報告会(1)プログラム.pdf

FD研究会(授業実践開発コース)

「授業実践開発コースのカリキュラム-実習・課題研究を中心に-」

2020年3月26日、教育学部C103教室において、10時20分~11時20分まで、教職大学院のFD研究会「授業実践開発コースのカリキュラム-実習・課題研究を中心に-」が開催されました。このFD研究会は、教職大学院の改組によりスタートする授業実践開発コースのカリキュラムに関わる内容を共有・検討する場として実施しました。

まず、濵田秀行准教授(授業実践開発コース長)が「授業実践開発コースのカリキュラム」について講演をされました。講演では、これまでの修士課程との違いや研究者教員と実務家教員で行う指導体制等の大枠に関わることから、実習や課題研究の概要や特色まで、本コースで取り組む中心的な内容について紹介されました。

参加者からは活発に質問が出され、特に現職教員以外の院生と実習校との調整に関して、指導教員側の積極的な支援が重要であることが確認されました。また旧教職大学院に関わってきた先生方からは、多くの意見やヒントをいただきました。

本研究会は、年度末の時期でありながらも、20名ほどの参加があり、盛会に終わりました。いよいよ新年度から新教職大学院がスタートします。今後とも関係する皆様のご協力・ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。(文責:宮﨑沙織)


FD研究会(教職リーダーコース)

令和元年度教職大学院FD研究会 開催

2020年3月3日、N棟大会議室において、10時~12時まで、令和元年度の教職大学院のFD研究会が開催されました。このFD研究会は、毎年、旧教職大学院ではこの時期に開催した上で、本学HPでもその概要を紹介してきたものです。来年度から教職大学院が大きく改組され、旧修士課程が統合されます。こうした経緯で、旧教職大学院内でとどまらず、教育学部全体に公開して、大々的な研究会を実施しました。

最初に、佐藤浩一教授が「教職大学院におけるTTについて」という題で講演をされました。佐藤教授は、これまでの教職大学院でのティームティーチングのやり方について、実務家の先生方とどのように協力して院生たちを指導してきたか、今現在しているかを、実に丁寧に紹介されました。佐藤教授は、過去三名の実務家の先生とペアを組んで、多くの院生を指導されてきましたが、その際の協同で指導するときの「コツ」「ツボ」の数々を紹介されました。現在ペアを組んでいる田村充教授からも、このTTについて補足があった後、フロアから活発な質問がありました。

次に、音山若穂教授から、「TTによる、小学校での実践を含めた授業の一例」の講演が続けてなされました。佐藤教授が学習支援を中心とした指導であるのに対し、音山教授からは、児童生徒指導を研究テーマとした指導例が紹介されました。また、院生の指導数が多かったり、遠方への巡回指導の場合に、どのように柔軟に対処すべきかといったヒントが紹介されました。やはり実際にペアを組んでいる懸川武史教授から補足があった後、フロアから活発な質問がありました。

最後に、山口課程長から、現在、来年度に向けての認証評価の準備中であること、そのため、来年度の教職大学院の専任教員の方々に、個人データを早急に作成いただき、各コース長に提出することを促して、本FD研究会が終了しました。

新型コロナ問題で、各種会合の中止がなされている折で、FD研究会の開催自体が危ぶまれましたが、幸いなことに四十人以上の参加者があり、来年度の教職大学院の運営について心強く感じました。改組後の教職大学院の運営につきまして、今後も本学教員のご支援を賜りたいと存じます。 (文責:山口 陽弘)

FD研究会(教職リーダーコース)

令和元年度教職大学院FD研究会 開催

2020年3月3日、N棟大会議室において、10時~12時まで、令和元年度の教職大学院のFD研究会が開催されました。このFD研究会は、毎年、旧教職大学院ではこの時期に開催した上で、本学HPでもその概要を紹介してきたものです。来年度から教職大学院が大きく改組され、旧修士課程が統合されます。こうした経緯で、旧教職大学院内でとどまらず、教育学部全体に公開して、大々的な研究会を実施しました。

最初に、佐藤浩一教授が「教職大学院におけるTTについて」という題で講演をされました。佐藤教授は、これまでの教職大学院でのティームティーチングのやり方について、実務家の先生方とどのように協力して院生たちを指導してきたか、今現在しているかを、実に丁寧に紹介されました。佐藤教授は、過去三名の実務家の先生とペアを組んで、多くの院生を指導されてきましたが、その際の協同で指導するときの「コツ」「ツボ」の数々を紹介されました。現在ペアを組んでいる田村充教授からも、このTTについて補足があった後、フロアから活発な質問がありました。

次に、音山若穂教授から、「TTによる、小学校での実践を含めた授業の一例」の講演が続けてなされました。佐藤教授が学習支援を中心とした指導であるのに対し、音山教授からは、児童生徒指導を研究テーマとした指導例が紹介されました。また、院生の指導数が多かったり、遠方への巡回指導の場合に、どのように柔軟に対処すべきかといったヒントが紹介されました。やはり実際にペアを組んでいる懸川武史教授から補足があった後、フロアから活発な質問がありました。

最後に、山口課程長から、現在、来年度に向けての認証評価の準備中であること、そのため、来年度の教職大学院の専任教員の方々に、個人データを早急に作成いただき、各コース長に提出することを促して、本FD研究会が終了しました。

新型コロナ問題で、各種会合の中止がなされている折で、FD研究会の開催自体が危ぶまれましたが、幸いなことに四十人以上の参加者があり、来年度の教職大学院の運営について心強く感じました。改組後の教職大学院の運営につきまして、今後も本学教員のご支援を賜りたいと存じます。 (文責:山口 陽弘)

課題研究中間報告会(2)

2019年2月15日(土)、恒例のM1の年度末の課題研究中間発表会(2)が、C201において、午前9時半からなされ、昼食休憩をはさんで、のべ五時間ほど実施されました。

その際、M1・12名全員の現在の進捗状況が報告されました。既に一部の先生方においては、勤務校でアンケートやインタビューなどが実施されている方がいたこと、すなわち、現職教員の多くは勤務校に戻る前から、来年度の研究の準備をしっかりされていることが分かりました。また、本年度のM1は、本学の改組前の最後の院生ですが、改組後の教職リーダーコースを先取りしているようで、児童生徒支援コースと学校運営コースとを融合させた、高度なテーマ・内容で取り組んでおられるようであり、非常に頼もしく思いました。(懸川教務部会長からの挨拶)(発表風景)

内容も例年以上に充実したものばかりで、来年度の最終的な発表会が優れたものになると確信しました。現職教員はあと僅かの大学での学びになります。四月からは置籍校に戻って勤務しながらの理論と実践の融合を目指すことになりますが、のこりの二ヶ月弱を有意義に過ごされますよう祈念しております。(文責:山口陽弘)

中間報告会(2)のお知らせ

教職大学院では、1年次の学修の成果の発表会として、夏と冬にそれぞれ「課題研究中間報告会」を開催しています。

今回は現1年生についての2回目の発表となります。


日時 2020年(令和2年)2月15日(土) 9:30~

※当初のご案内から、時間が上記のとおり変更になりましたのでご注意ください※

場所 群馬大学荒牧キャンパス(前橋市荒牧町4-2)教育学部C棟201教室

特にお申込みは必要ありません

本件連絡先 教職リーダー講座主任・音山(otoyama@gunma-u.ac.jp)

20200215_leaf.pdf

課題研究公開報告会

令和2年2月8日(土)、群馬大学教育学部棟C-204教室において、令和元年度課題研究公開報告会が約90名の参加のもと行なわれました。

課題研究は、修士課程の修士学位論文に相当するもので、2年間のカリキュラムの中で、1年次の「課題発見実習I」「課題発見実習II」、2年次の「課題解決実習」という520時間に及ぶ教育実習を積み重ねながら、2年間を通じて開講される演習形式の「課題研究」の指導を受けて完成させるものです。

本年度は第11期生(平成30年度入学)の報告会で、15名(児童生徒支援コース13名,学校運営コース2名)が、2年間の研究と教育実践を通じて取り組んできた各自の課題解決の成果についてプレゼンテーションを行いました。報告は一人20分(発表15分、フロアとの質疑応答5分)で、意欲的な報告を受け、活発な質疑応答や意見交換がなされました。

当日は報告に先立って、来賓を代表して群馬県教育委員会の人事課管理主事の野中友華様のご挨拶を賜るとともに、齋藤周群馬大学教育学研究科長と山口陽弘群馬大学大学院教育学研究科専門職学位課程長から挨拶がありました。昼食を挟んで、のべ7時間にわたる研究発表の後、総括講評が行なわれ、野中友華様、群馬県PTA連合会会長 岩村隆志様より、一連の課題研究の意義を高く評価する講評をいただきました。

本年度の優秀賞と奨励賞には、以下の3名が選出され、山口陽弘専門職学位課程長より表彰状の授与がありました。

代表として3名の方のお写真を以下に入れておきますが、もちろん、全員が素晴らしい発表をされましたことを付け加えておきます。

栁田景子さん(児童生徒支援コース)「一人一人のニーズに合った学び方で主体的に学ぶ児童の育成-小学校算数科におけるUDLガイドラインを活用した学習支援を通して-」(優秀賞)

新井千鶴さん(学校運営コース)「児童生徒の学びをつなぐ外国語学科でのカリキュラム開発-中学校区における「外国語部会」の取組を通して-」(優秀賞)

荒木翔太さん「小学校社会科における表現力の育成-知識や情報を関連付ける思考ツールを活用して-」(奨励賞=児童生徒支援コースのストレートマスターが対象)

(左から、栁田さん、荒木さん、新井さん)

やまなみ倶楽部懇親会

やまなみ倶楽部懇親会が前述の報告会終了後に、場所を移して行なわれました

2020年2月8日、群馬ロイヤルホテルにおいて、19時より、恒例のやまなみ倶楽部が開催されました。

一期生から在学中の十二期生までの多くが一堂に会し、百人以上が旧交を温める盛大な会合となりました。

会合に先立って、「やまなみ倶楽部」の各種規約の改定が行なわれました。やまなみ倶楽部は、今後、修士課程の教職大学院への統合にあたって、各種規約等を見直す必要があります。今後の本倶楽部には、改組後は「教職リーダーコース」の修了者が参加するということに規約を定めました。一方、この倶楽部の提案者でもおられる清水和夫元教授に、本倶楽部の会長を引き続きお願いすることになります。清水先生からは、初心に返って、本倶楽部の設置主旨の改めての説明があり、今後も本会員が群馬県の教育に深く関わり、貢献していく誓いがなされました。

(清水和夫元教授)

また、本年度まで本学が設置以来十二年間にわたり教職大学院の発展に関わって頂いた懸川武史教授が退職されます。退職に当たって記念品の贈呈とお言葉を賜りました。

(懸川武史教授)

懸川教授のご退職は、教職大学院の創生期からすべて関わっていただいた重要なスタッフを失うものであり、大きな損失ですが、その志は我々も引き継いで、今後の教職大学院のさらなる発展に貢献していきたいと存じます。今後も懸川先生、本学にご助力ください。

(文責;山口陽弘)


公開報告会のお知らせ

教職大学院では、2年間の学修の成果の最終発表会として、「課題研究公開報告会」を開催しています。

本年度は下記のとおり開催いたしますので、皆様のお越しをお待ち申し上げております。


日時 2020年(令和2年)2月8日(土) 9:00~ (16:30終了予定)

場所 群馬大学荒牧キャンパス(前橋市荒牧町4-2)教育学部C棟204教室

※特にお申込みは必要ありません

※お問い合わせ先 群馬大学教育学部教務係(027-220-7224)


【訂正】プログラムの最終頁、中間報告会(2)のご案内において、年号に誤りがありました。お詫びして訂正します(現在、ダウンロードできるファイルでは修正されています)

20200208_leaf.pdf
20200208_program.pdf

実践発表・実践検討会報告

本年度終了した実践発表および実践検討会の報告を掲載しています →こちらから

現在、以下の報告を掲載しています。

・新井 千鶴さん (学校運営コース)令和元年11月29日(金) 富岡市立高田小学校 英語科

・鯉沼 大介さん(学校運営コース)令和元年11月20日(水) 館林市立第四中学校 道徳科

・栁田 景子さん(児童生徒支援コース)令和元年11月27日(水) 長野原町立中央小学校 算数科

・茂木 朋美さん(児童生徒支援コース)令和元年10月23日(水) 富岡市立吉田小学校 道徳科

・黒田 将也 さん(児童生徒支援コース) 令和元年11月29日(金) 藤岡市立美土里小学校 体育科

・松村 延幸さん(児童生徒支援コース)令和元年11月27日(水) 伊勢崎市立殖蓮中学校 技術・家庭科技術分野

・吉場 広章さん(児童生徒支援コース) 令和元年11月21日(木) 桐生市立新里中学校 数学科

・坂本 裕大 さん(児童生徒支援コース) 令和元年11月19日(火)伊勢崎市立境小学校 理科

・木村 剛さん (児童生徒支援コース) 令和元年10月31日(木) 前橋市立元総社中学校 理科

・上田 美果さん (児童生徒支援コース) 令和元年11月7日(木)太田市立宝泉東小学校 道徳科

・中嶋 かずみさん(児童生徒支援コース) 令和元年11月7日(木) 伊勢崎市立三郷小学校 英語科

・山野 佳奈さん(児童生徒支援コース)令和元年10月17日(木)渋川市立渋川中学校 数学科

・新井 範子さん(児童生徒支援コース)令和元年10月11日(金)高崎市立塚沢中学校 国語科

・荒木 翔太さん (児童生徒支援コース) 令和元年10月10日(木) 前橋市立桂萱小学校 社会科

・岡野 典子さん(児童生徒支援コース) 令和元年10月4日(金) 片品村立片品中学校 国語科


日本教職大学院協会研究大会

令和元年12月8日(日)に、教職大学院協会ポスターセッション(会場;一橋大学一橋記念講堂)で、須永真佐恵(本学十期生、現在太田市立城東中学校)先生がポスター発表をされました。当日は山口課程長も参加し、その質疑応答に参加しました。その際、他学の数多くの教職大学院関係者が須永先生の発表を聴取しました。

須永先生の在学中の研究テーマは「中1国語「読むこと」における「根拠・理由・主張」の3点セットと相互説明の活用」でした。須永先生は本学修了時に、この課題研究で成績優秀者に選出されています。その後も、この研究で身に付けたToulminモデルに基づいたこの3点セットを継続して国語科に活用して、生徒を指導されています。

当日の発表では、国語教育の専門の方だけではなく、大学教員を含めて、教職大学院関係者から多くの質疑応答がなされ、この3点セットが社会科などにも活用されたこと、全国学力調査の問題を使って効果検証されたことなど、その課題研究論文の質の高さに称賛の言葉がありました。

本年度は発表形式が変わり、午後の三時間近くの長時間にわたり、ポスター発表を須永先生はなさいました。その長時間にオーディエンスは途切れることなく、二十名近くの方が次々に質問にいらっしゃいました。非常に詳細な説明を須永先生がなさっていて、有意義な発表だったと思います。お疲れ様でした。(文責 山口陽弘)


ぐんまの教師力を高める2019

群馬大学と群馬県教育委員会によるシンポジウム ぐんまの教師力を高める2019

11月17日(日)14時より,群馬大学教育学部C204教室において,公開シンポジウム「ぐんまの教師力を高める2019:小中連携の在り方を考える―学習支援体制の構築を例に―」(主催:国立大学法人群馬大学と群馬県教育委員会との連携に係る協議会,共催:前橋市教育委員会)が,教育関係者約七十名の参加のもと開催されました。

シンポジウムでは,峯岸敬・群馬大学理事,山口政夫・群馬県教育委員会教育次長の挨拶に続き,当日の司会も務めた山口陽弘専門職学位課程長より最初に問題提起があり,過去三年間アクティブ・ラーニングについてシンポジウムを開催したが,本年度も基本的にはその延長であること,今回は一校に限定されない,学校組織の運営面にも視野を広げた上での学習支援の在り方の優れた具体例が,今回報告される上田先生の実践であると述べました。

次に教職大学院10期生の上田裕隆先生(館林市立第三中学校)から,大学院での課題研究とその中心となった実践について報告がありました。実践は勤務校でもある第三中へ主として進学する第七小学校との連携体制作りの在り方についての詳細が紹介されました。

2つの学校の児童・生徒,保護者,教員への事前調査から,中学校進学にあたっての児童生徒本人の「勉強のやり方がわからない」という不安は,教員および保護者にとっては学習習慣確立にむけた指導・支援への不安と通底することを確認した上田先生は,これらの不安を一元的に解消する実践の柱として「学習方略の指導」を据えました。さらにこれを具体化する視点として,「児童・生徒の学習習慣の定着を図るための取組」,「児童・生徒の学びの交流を図るための取組」,「職員の職能成長を図るための取組」が設定されました。

「学習習慣の定着」については,小学校,中学校それぞれの版の『家庭学習の手引き』や家庭学習通信『学びのコンパス』が代表的な手だてとして挙げられます。それらの特徴は,学校側からの一方的な「お願い」ではなく,児童・生徒が具体的に活用できるノートの例,「教訓機能」といった学習方略が具体的に紹介され,児童・生徒自身や保護者が自分で活用できるものになっていることです。また,従来は生徒指導関連が中心だった小・中学校間の連携を学習指導面に広げる手だてとしては,『学習支援連携シート』が新たに考案されました。

その他,「児童・生徒の学びの交流」としては,中学校の入学説明会後に授業参観を新たに設定し,さらにそこでの小学生の疑問や不安に中学生が応答する試みなどが,「職能成長を図るための取組」としては,中学校の校内研修で小学校教員が講師を務めるなどが紹介されました。

報告の後半では,児童・生徒自身による学習方略使用頻度の向上,ノートの改善例など取組の成果の検証が紹介されるとともに,今年度に入っての改善(会議,発行資料等の精選など持続可能な取組にするための方策)が紹介されました。

本学教職リーダー講座の山崎雄介教授からは,「上からの」教育改革が急速に進行する中で,どのようなスタンスで課題研究に臨んでいるかが紹介されました。具体的には,種々の施策が必ずしも適切に対応しきれていない子どもや学校の状況に対して,自分たちの実践および研究を通じてどのように応答するのかという問いを,院生自身と指導教員とが引き受けるということです。

その上で山崎教授は,上田実践の意義として,スタンダードなどの枠組を単にあてはめるのではなく,児童・生徒や保護者への学習方略の提示など具体的な方策を講じたこと,ミドルリーダーとして学校内外の多様な関係者にはたらきかけつつ実践を進めていったこと,大学院での様々な授業や他の院生の研究から得たアイディアを消化して活用していることを挙げました。

小林淳一東部教育事務所長からは,上田先生の実践に対する高い評価とともに,他校へも一般性のある六つの点についてコメントがなされました。それは,①小中学校で系統性のある「手引き」が作成されたこと,②小中学校の保護者への包括的な助言体制,③小中学校の授業規律の段差を埋める工夫,④個に応じた学習支援体制(小学校から中学校への個人のプロフィールの引き継ぎ),⑤アウトメディアweekの協同実践,⑥教師・児童・生徒の相互交流の充実などです。これらのきめ細かい試みが上田先生の実践の核であると同時に,他の場面での小中連携の在り方へも転用可能であることが述べられました。

以上の報告をうけ,フロアとも活発な質疑が交わされました

最後に本学齋藤周学部長から,閉会の挨拶がなされ,特に本年度は,フロアとの活発な討議がなされ,本シンポジウムは充実した内容になったと思います。(文責 山口陽弘)

令和元年度課題研究 実践発表・実践検討会

本年度の実践発表および実践検討会はおかげさまをもちまして、終了いたしました。ご参加頂いた方々に感謝申し上げます。

→案内文はこちら

ぐんまの教師力を高める2019(ご案内)

群馬大学と群馬県教育委員会では、「ぐんまの教師力を高める2019」シンポジウムを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:令和元年11月17日(日) 14:00~(13:30~受付) 16:00終了予定

テーマ:小中連携の在り方について考える -学習支援体制の構築を例にー

【申込方法】参加は無料ですが、会場準備の都合上、できるだけ事前申込をお願いします。11月11日(月)までに、メール又はFAXでご連絡をお願いします。

詳しくはこちら (教育学部ニュース&トピックス)


20191117poster.pdf

課題研究 中間報告会


7月27日(土)10時より、本学C109教室にて、教職大学院在学生のM1の中間発表会が開催されました。

計11名(忌引きにより1名欠席)の、四月からの学びの成果である各自の課題研究の途中経過が発表されました。

各発表者には指導教員以外のコメンテーターが割り当てられ、通常のゼミでの指導とは異なる視点での指導がなされました。フロアからも厳しくも暖かい指摘がなされました。様々な有益なご指摘があったと思います。全員の課題研究の方向性が確定していることに、課程長として心強く感じました。

個人単位での高い課題研究の達成ももちろんですが、同学年の他の方の課題研究をこの機会に「協同学習」することで、他の領域についても深く学んでいただきたくことを祈念しております。(文責:山口陽弘)

教職員支援機構との連携

本学教職大学院はこのほど,独立行政法人教職員支援機構(NITS)と連携協定を結びました。

その一環として,さっそく,2019年6月12日(水)~13日(木),同26日(水)~27日(木)の二度にわたり,山崎雄介教授(学校運営コース)が,同機構主催の校長研修(筑波・中央研修センターにて実施)の講師団として,参加した校長先生たちのグループワークのファシリテーションを担当しました。

同様に協定を結んだ全国の教職大学院の教員により編成された講師団は,12~13日は小学校,26~27日は中学校について,5日日程の研修の第3日午後~第4日午前にかけて,各地から集まった校長先生4~5名のグループにそれぞれ入り,テーマに即したディスカッションやプレゼンテーションの作成・発表を支援しました。(文責:山崎雄介)

修了生の実践

修了生の田中克彦さん(10期生)の高崎市立倉渕小学校での実践が,2019年3月31日付の「上毛新聞」で紹介されました。

田中さんがかねてから取り組んできた郷土トランプづくりの一環として,倉渕町ゆかりの偉人・小栗上野介の功績を高学年の児童がトランプにまとめたものです。

上毛新聞ウエブサイト

学位記授与式

2019年3月22日(金),ALSOKぐんまアリーナにおいて,群馬大学の平成30年度学位記授与式が行われ,教職大学院の修了生13名にも教職修士(専門職)が授与されました。

式には,児童生徒支援コースの須永真佐恵さん(太田市立城東中学校),杉本葵さん(ストレートマスター),上田裕隆さん(館林市立第三中学校)が列席し,上田さんは壇上で平塚浩士学長より学位記を受け取り,杉本さんは成績優秀者として呼名され,のちに賞状とメダルを授与されました。 (文責:山崎雄介)

(写真は上から列席した3人,学位記を受け取る上田さん,呼名を受ける杉本さん)

2018年度FD研修会

2019年3月18日(月),教職大学院のFD研究会が開催されました。内容は,「岐阜大学教職大学院シンポジウム」への参加報告,修了生(現職教員)勤務校管理職への聴取り調査の報告,の2本でした。

I.岐阜大学シンポジウムへの参加報告

学校運営コース・山崎から,岐阜大学主催のシンポジウム「学校管理職養成実習の開発と成果」(2019年2月5日,同大学サテライトキャンパスにて開催)への参加報告が行われました。

岐阜大学教職大学委では,2017年度から,全国初の「学校管理職養成コース」を設置し,義務教育諸学校の教頭,高等学校および特別支援学校の教頭相当職の養成を,県教育委員会との連携のもとに進めています。

具体的には,同コースの入学者14名について,義務制は教頭試験合格者,それ以外の校種は教頭候補者を県からの派遣とし,とくに大学院2年次には,第2教頭(義務制)あるいは相当の分掌で勤務しつつ,学校課題を解決する実習を行っています。

報告では,シンポジウムの配付資料や岐阜大学のシラバスを用いながら,カリキュラムの中心となる「学校経営実習Ⅰ」(1年次後期,協力校の教頭へのシャドウイングなどを通じて,管理職にとって必要な理論知・実践知,それとの関係での自己課題を院生が明確化する),「学校経営実習Ⅱ」(2年次前期,勤務校で第2教頭ないし相当職として勤務しつつ,校長から付与された学校課題の解決にとりくむ)が中心に紹介されました。

その上で,今度は群馬県総合教育センターの研修メニュー,本学教職大学院による校内研修等支援の実績なども参照しつつ,来年度からの教職大学院改組のもとでの私たちの課題について意見交換を行いました。

管理職の養成・研修をめぐる制度については県ごとの相違も大きく,岐阜大―岐阜県教委のシステムをそのまま移植するという話には当然なりませんが,群馬県でのミドルリーダー~管理職の養成・研修について,教職大学院がさらなる貢献を行うためにはどうすべきか,考えていく契機となる学習だったと考えます。

(文責:山崎雄介)

II.修了生(現職)勤務校管理職への聴取り調査について

自己点検評価部会から以下の報告を行いました。

自己点検評価部会では2017年11月~2019年3月にかけて,修了生(現職教員)の勤務校・6校を訪問して学校長に面接調査を実施し,①課題研究・課題解決実習の成果,②修了生の職能成長や今後への期待,③教職大学院への期待,等を聴き取った。訪問したのは8期生(2016年度修了)~10期生(2018年度修了)が勤務する小学校2校と中学校4校であった。修了生のコースは,学校運営コースと児童生徒支援コースが各3名であった。協力してくださった学校長はいずれも,院生の在学中から在職しており,院生の課題研究・課題解決実習を間近に見ておられた方々であった。

聴き取った内容を検討した結果,課題研究・課題解決実習の成果,院生の職能成長,教職大学院制度等を,学校長が次のように評価していることが明らかになった。

1.どの学校長も,院生の成長や,課題研究あるいは2年目の実践全般が,児童生徒や学校(組織,同僚教師)にとってプラスだったと評価していた。研究によっては他校への波及効果を評価するケースもあった。

2.運営コースでは,大学院での研究と実践を通して,院生の「調整力」の成長が指摘されることが多かった。大学院で様々な地域・校種の人と交流したことや,研究を学校現場の実情に合わせて実践化する過程で,調整力が高められたと考えられる。

3.支援コースでは,「教師としてベースとなる能力は元々高い。そのうえに大学院で,理論的な裏づけをもった指導能力を身につけた」と評価されることが多かった。また課題研究への取り組みが同僚教師の力量形成につながったという評価も多かった。

4.いずれのコースでも,修了生の今後に対してミドルリーダーとしての役割を期待し,そうした分掌にあてようとしていた(実際にあてていた)。このことはミドルリーダー育成という教職大学院の目標が達成されていることの証左と言える。

5.院生を通して学校にもたらされる情報も有益である。例えば学習指導の理論的な根拠を示してくれることで,他の教員の自信につながった。また他地域や他校種での取り組みを紹介してくれることで学校長自身が学ぶことが多かった。

6.現行の実習制度は学校にとって負担が小さく,望ましい形態である。

7.大学教員による研修支援は高く評価されている。修了後も大学院とのパイプの継続を希望するケースが多い。

一方で,次のような課題も明らかになった。

1.教職大学院の活動についてさらに広報が必要である(例:研修支援,ディプロマポリシー)。

2.いずれのコースでも,院生と指導教員が1年次に学校に出向いて,研究について報告・相談することで,2年次の取り組みがスムースに開始できる。学校運営コースでは研究の内容上,すでにこうした取り組みが行われているが,児童生徒支援コースでも有効と思われる。

3.院生には,「生徒指導」「学校経営」面での学修や実践を期待されるケースも多い。しかし,このような期待は,支援コースの研究テーマとは重ならないこともある。こうした場合,「研究と実践は別物」という意識を,学校長も院生も持つことにつながりかねない。

4.教職大学院は教員の研修機関として,有望な選択肢であると評価されている。ただし他の研修(例:教育委員会による長期研修)との違いを明確にすること,経済的な支援方法を検討することが必要である。

(文責:自己点検評価部会 佐藤浩一)

他大学のFDで報告

2019年2月27日(水),滋賀大学教職大学院のFD研修会において,本学の山崎雄介教授が「群馬大学教職大学院における研究者教員と実務家教員の協働」 と題して講演を行いました。

滋賀大学では,2017年度に教職大学院が新設され,2年間のカリキュラムが一巡するところです。こうした段階で,上記テーマで実績を有する本学のとりくみに学びたいということで,上記企画の開催に至ったという経緯です。

講演では,教職大学院制度発足時に一部「研究者」から流布された教職大学院への非難,とくに実務家教員への偏見をまず採りあげた上で,こうした憶説への反証として,授業におけるティーム・ティーチング,課題研究指導における協働,校内研修支援など学校現場への貢献,といった観点から,研究者教員と実務家教員の協働をめぐる本学の実態を具体的に報告しました。

滋賀大学教職大学院の先生方からは,滋賀,群馬両県での人事行政その他の共通点と相違,実習校・勤務校への巡回指導の様子など,2年間の実践をふまえた具体的なご質問,提案などを受けました。

ちなみに,当日の様子についての滋賀大学サイトでの記事は以下で。

https://www.edu.shiga-u.ac.jp/news/4646/

(文責:山崎雄介)

課題研究中間発表会(2)

2019年2月16日(土)、M1の年度末の課題研究中間発表会(2)が、C201において、午前9時からなされました。

15名全員の現在の進捗状況が報告され、運営コースの先生をはじめとして、既に勤務校でアンケートやインタビューなどが実施されている方がいて、現職教員の多くは勤務校に戻る前から来年度の研究の準備をされていることが分かり、心強く思いました。

(発表風景)

内容も例年通りに充実したものばかりで、来年度の最終的な発表会が優れたものになることが期待されます。特に既に合格されている以外のストレートマスター2名の方は、教員採用試験も重なりますので、大変な一年間になりますが、ぜひ合格と共に解決実習・論文執筆も頑張って欲しいと思います。

中間報告会の終了にあたり、本年度定年退職されます矢島教授に対し、特に直接の指導生であるM1在学生が代表して花束の贈呈と感謝の言葉が述べられました。

(矢島先生の写真)


夕方は会場を移し、反省会を兼ねて、宴会を行いました。特に現職教員はあと僅かの大学での学びになります。四月からは置籍校に戻って勤務しながらの理論と実践の融合を目指すことになりますが、後二ヶ月弱を有意義に過ごされますよう祈念しております。

(文責:山口陽弘)

課題研究公開報告会

平成31年2月9日(土)、群馬大学教育学部棟C-204教室において、平成30年度課題研究公開報告会が約70名の参加のもと行なわれました。

課題研究は、修士課程の修士学位論文に相当するもので、2年間のカリキュラムの中で、1年次の「課題発見実習I」「課題発見実習II」、2年次の「課題解決実習」という520時間に及ぶ教育実習を積み重ねながら、2年間を通じて開講される演習形式の「課題研究」の指導を受けて完成させるものです。今年度は10期生(平成29年度入学)の報告会で、13名(児童生徒支援コース7名,学校運営コース6名)が、2年間の研究と教育実践を通じて取り組んできた各自の課題解決の成果についてプレゼンテーションを行いました。報告は一人20分(発表15分、フロアとの質疑応答5分)で、意欲的な報告を受け、活発な質疑応答や意見交換がなされました。

当日は報告に先立って、来賓を代表して群馬県教育委員会教育次長 山口政夫様のご挨拶を賜るとともに、齋藤周群馬大学教育学研究科長と山口陽弘群馬大学大学院教育学研究科専門職学位課程長から挨拶がありました。昼食を挟んで、のべ6時間にわたる研究発表の後、総括講評が行なわれ、群馬県教育委員会管理主事 櫻井誠様、群馬県PTA連合会会長 岩村隆志様より、一連の課題研究の意義を高く評価する講評をいただきました。

本年度の優秀賞と奨励賞には、以下の3名が選出され、山口陽弘専門職学位課程長より表彰状の授与がありました。

須永真佐恵さん(児童生徒支援コース)「中学校国語科『読むこと』において自分の考えを持ち、話し合い振り返り深めていく生徒の育成ー『根拠・理由・主張』の3点セットによる読解と相互説明を通して-」(優秀賞)

上田裕隆さん(学校運営コース)「小中連携による学習支援体制の構築」(優秀賞)

杉本葵さん「小学校国語科における文学的な文章を読む力を育てる指導ーユニバーサルデザインを主な手立てとしてー」(奨励賞=児童生徒支援コースのストレートマスターが対象)

(左から、須永さん、杉本さん、上田さん)

やまなみ倶楽部懇親会

やまなみ倶楽部懇親会が行なわれました

2019年2月9日、前橋ロイヤルホテルにおいて、19時より、恒例のやまなみ倶楽部が開催されました。

二期生から在学中の十一期生までの多くが一堂に会し、百人以上が旧交を温める盛大な会合となりました。

会合に先立って、「やまなみ倶楽部」会長の選出が行なわれました。やまなみ倶楽部は、今後、修士課程の教職大学院への統合にあたって、各種規約等を見直す必要があり、詳細が未定の部分があります。一方、この倶楽部の提案者でもおられる清水和夫元教授に、本倶楽部の会長をお願いすることについては異論がなく、当日も音山教授の提案どおり、出席者の満場一致で清水先生を会長として選出することが決定されました。

(清水和夫元教授)

また、本年度まで七年間にわたり教職大学院の発展に関わって頂いた矢島正教授が退職されます。退職に当たって記念品の贈呈とお言葉を賜りました。

(矢島正教授)

矢島教授の退職は、まさに教職大学院の「大親分」を失うものであり、大きな損失ですが、その志は我々も引き継いで、今後の教職大学院のさらなる発展に貢献していきたいと存じます。今後も矢島先生、本学にご助力ください。

(文責;山口陽弘)

本ページに関するお問い合わせ、研究会等の参加申し込みは、Web担当・音山まで ( otoyama @ gunma-u.ac.jp ←@を半角にしてください)