◆午前 ポスターセッション前半3
※(数字)はパネル番号
「瀬戸内市歴史文化資源」PR動画 「ボクらの推しスポット」
歴史文化資源は、地域のアイデンティティーや郷土愛を育むための重要な要素である。瀬戸内市の文化観光課は「文化財探訪マップ」を作成し、数ある文化財を広くアピールしている。瀬戸内市歴史まちづくり財団から、若い世代に歴史文化に興味をもってもらい、資源の有効活用を一緒に考えてほしいとの依頼があった。そこで、地元高校生が一から頑張ってPR動画を作成し、「ボクらの推しスポット」として文化財をPRすることにした。
教員とAIとの良好な関係とは
AIは生徒の学習進度や理解度に応じた個別支援を行い、教員の負担軽減と教育の質向上に貢献する。また、多様な学び方に対応し、個人に合った方法で学べる環境を提供すると言われる。しかし、AIは生徒の体調や感情まで把握することができないため、教員による心理的サポートが重要である。AIの分析機能と教員の感情的支援が相互に補完し合うことで、より個別最適化された効果的な学習と教育環境が実現できると考えられる。
なくす竹害 ~竹と液肥でイノベーション~
竹を活用して肥料の地域内生産を発展させ、農作業の負担軽減を図りながら、地域を元気にし、竹害を減少させることができるビジネスプランである。竹をパウダーにすることで防草・土壌改良・消臭などの効果があることがわかった。竹パウダーで真庭市の生ごみ収集の消臭剤や無料配布されているバイオ液肥と掛け合わせたハイブリッド商品の開発・販売を目指している。
金剛川ってどんな川?~地元の川を調査~
和気町を流れる吉井川水域の一級河川である「金剛川」。かつては、和気町役場が水質調査を行っていたが現在は行われていない。そこで、金剛川の調査を教科書で学習した知識(指標生物・パックテスト)と県自然保護センターの方にアドバイスを受けながら行ってみた。指標生物を探す中で岡山県では準絶滅危惧に指定されている「アカザ」が発見され、和気町の新たな魅力を発見することができた。今後は継続して調査をしていく予定だ。
Let’s think about the future of Niimi City ☆
本校では、「哲西未来学」と題し、1年生が「自然・資源」、2年生が「職業・社会生活」、3年生が「課題探求」というテーマで、地域について学び、現状を把握し、貢献する活動を行っている。また、例年その成果を保護者や地域に発表している。今年度も、各学年で故郷の課題解決や魅力発信に取り組んでおり、それらの企画から実践に至るまでの過程や取り組みの成果等についてまとめた。