◆午後 ポスターセッション後半3
※(数字)はパネル番号
エアコンの仕組みから考える、冷却の効率化に向けての提案
エアコンの冷却は冷媒ガスの加圧、減圧によって行われており、特に減圧の程度を大きくすることで大きな冷却効果が得られることが知られている。そこで、冷媒ガスの減圧の強化や装置の大型化によるエアコンの冷却効果の効率化を検証したが、大きな冷却効果を得るためには、人が使用する際の快適性が失われることが分かった。これら検証内容と今後の展望について報告する。
笠工型デュアルシステムの取組について~地域産業と連携したリアルな学びの推進~
私たちは、地域の半導体関連企業や大学と連携し、実習や講義を通して半導体技術を学ぶ「笠工型デュアルシステム」に取り組んでいる。クリーンルームでの実習や企業見学、大学での体験授業を通じて、半導体が社会を支える重要な技術であることを理解した。地域産業への関心と将来の進路意識を高めることができた。
予測不能!?ラングトンの蟻に潜む隠れたルートを探せ!
数学の規則性探究として、未解決問題「ラングトンの蟻」に着目した。これは、単純なルールから予測不能な複雑な模様が生まれる不思議な現象である。この複雑な挙動の背後に潜む「隠れたルール」を探るため、動作観察と情報科学的アプローチから研究を行った。特に、AI と共にコードを生成・修正し、「蟻」の経路分析に成功した。本発表では、この探究から見えてきた複雑系の面白さと、法則解明に迫るアプローチの可能性を報告する。
わくわくバンドふぇすてぃばる~総社市市民提案型事業を通じて~
今までにあまり音楽に触れることのなかった方に音楽を楽しんでもらい、総社市で行われている音楽活動に興味を持ってもらうことを目的として、「総社市市民提案型事業」ジュニア部門を利用し、「わくわくバンドふぇすてぃばる」を企画立案、実施した。イベントでは、音楽未経験者のステージ演奏や楽器体験コーナーなど、様々な方に音楽や楽器を楽しんでもらう企画を行い、総社市の音楽活動の発展に貢献した。
学校にリサイクルボックスを設置すると高校生のゴミ問題に対する意識はどう変化するか
私たちは高校生のゴミ問題に対する意識を高めるため、探究を行った。そこでアイシティ eco プロジェクトに参加した。リサイクルボックスの設置前と後に全校生徒に対してアンケートを取り、意識の変化を調べた。今回の取組で、ゴミ問題に対する意識をわずかにだが高める効果があることが分かった。数値としては小さい変化でもゴミ問題を「自分にも関係あること」として捉えられる人が増えたことは重要であると考える。