◆午後 ポスターセッション後半2
※(数字)はパネル番号
私たちが考えた制服の販売形態について
「家計の負担を減らしたい」という信条のもと、制服を買いやすくできるように探究活動を行っている。始めに、自分たちで新しい販売形態を考えた。その後、実際に本校近くにある小売店にインタビューに伺い、考えた販売形態に対する意見と小売店が現在行っている取組を教えていただいた。そして、インタビューで教わったことをもとにもう一度自分たちで考え、新たな案が浮かんだ。今はその実現に向けて活動している。
「ファッションも大事じゃけど、地球も大事じゃ!!」~ファッションの裏側にある大量廃棄の現実~
高校の探究活動で、繊維産業が盛んな岡山県倉敷市における「衣服ロス」の現状を知り、環境に優しい衣類生産について研究したいと考えた。そこで、地域活性化を目指す「水島テラスミーティング」に参加し、私たちの制服を製造しているカンコー学生服から不要な生地を提供してもらった。現在は、水島テラスミーティングで生地をリメイクした商品を販売し、売上金を子ども食堂に寄付することを目標に活動している。
Not ミステイク ~企業と学生のミスマッチをなくしたい!~
進学のため郷里を離れた高校生・大学生が、岡山に戻って活躍して欲しいと考えていた私たち。地元企業を訪問し聞き取り調査・フィールドワークでわかったことは、企業が求人のために取り組んでいた情報やイベントが、若者にとって認知されていないという事実。企業の若手経営者の皆さんと、自分の将来・進路を模索中の高3生が一緒に思案した、「企業と若者のミステイク」を解消するための提案。
高校剣道「決まる瞬間」とは? 有効打突と時間帯について
班のメンバーは全員が剣道部員である。高校剣道の試合時間は4分間で、そのなかで、有効打突(一本)が「決まりやすい時間帯」があるのではないか、それを明らかにして選手のパフォーマンス向上につなげようと考えた。インターネット上にある高校剣道の団体戦の動画を題材に、戦況の傾きの有無にも留意し、有効打突の発生数と試合の経過時間との関係を分析・考察した。
岡山県玉野市におけるサイクルツーリズムの現状と課題
本研究では、玉野市が発行するサイクリングマップに掲載されたモデルルートの走行調査を行い、想定された時間内で進むことが難しい点を明らかにした。玉野市観光協会のレンタサイクルの利用数は瀬戸内国際芸術祭開催年には増加していることから、国際的イベントに目を向けたSNS連動型サイクリングイベントの開催や、観光スポットを自転車で巡るクイズラリーの企画など、観光客を誘致するためのアイデアについても考えた。