◆午後 ポスターセッション前半3
※(数字)はパネル番号
Do you like Tamano? 玉野の外国人観光客を増やそう!
私たちは総合的な探究の時間で、昨年度から玉野市をグローバル化させる方法について研究を進めてきた。玉野市役所の観光課職員へのインタビューや、玉野市を訪れる外国人観光客のデータを基に課題を分析し、今後の取組案の提示を行った。
今年度は調査する地域を玉野市宇野に絞り、宇野に訪れる外国人観光客へインタビューを行うことで、玉野市の持つ魅力について考察した。
納豆は綺麗好き?!~ポリグルタミン酸を使った水質浄化に挑戦~
カブトガニの生息地域であり、国の天然記念物に指定されている保護地区内の海水浄化を目的として、探究活動を始めた。納豆のねばねば成分である〈ポリグルタミン酸〉に着目し、浄化の効果を調べた。化学薬品を使わず、身近なものを使って海水の浄化を図ることができれば、絶滅の危機に瀕しているカブトガニを守ることにとどまらず、瀬戸内海の豊かな海を守ることにもつながると考えたからである。
“におい”を逆手に!地域の困りごとから生まれたご当地スイーツの挑戦
笠岡市は生乳生産が盛んな一方、臭害と地元での認知度不足が課題である。これに対し私たちは、地元の酪農活性化のため、笠岡産生乳100%の「COWかうジェラート」を開発した。行動経済学を活用し、売上の一部(50 円)を臭害対策に寄付する仕組みを構築。試食会で高い評価を得て、寄付が購買意欲を高めることを研究している。今後は店舗販売と、このビジネスモデルを全国の酪農地域へ展開することを目指す。
総社高校家政科にできるマリ共和国支援プロジェクト~小中高大連携を通じて~
環太平洋大学をハブとした小中高大連携のマリ共和国のこどもたちを支援するプロジェクト。家政科のわたしたちだからこそできることは何か、持続可能な支援をしていくには何が必要か。環太平洋大学サコ先生・大池先生による出張授業、マリ布の調達、制作、販売プラン、さまざまな場所での実際の販売を通して学んだことを発表する。高校生は誰でも動き出せば、周囲を変え、世界を救う可能性があることを伝えたい。
高校生が動かす学校改革~小さな掲示物から生まれた大きなゆとり~
私たちは小学校教員の残業時間削減を目的に高校生が関われる業務を探した結果、掲示物作成を手伝うことで負担を軽減できると考えた。実際に小学校の先生と協力して掲示物を作成し、多くの先生から活動の継続を望む声を得た。児童への良い刺激にもなり、教育現場の支援につながることが分かった。今後は掲示物案の提供など効率的な方法を検討していく予定である。
「JONAN ホールディングス始動!高校生が“好き”をビジネスに変える挑戦」
2025 年、高梁城南高校にて高校生主体の株式会社「JONAN ホールディングス株式会社」を設立した。生徒が自らの興味や専門性を生かし、商品開発・営業・広報などの業務に挑戦している。会社運営を通じて、リアルな社会との接点を持ちながら学ぶPBL の実践例である。