◆午前 ポスターセッション前半3
※(数字)はパネル番号
遊びを超えてつながる~健康サポートプロジェクト~
津山市の知和地域の高齢化といった課題に着目し、地域住民が楽しみながら健康を維持できる方法を探究している。フィールドワークでのアンケートや聞き取りで課題を分析し、「遊びによる交流促進」が効果的であると考え、カードゲームやマンカラなどの遊びを取り入れたイベントを企画している。さらに生成AI を活用し、脳トレなどの健康寿命を支援するアプリやゲームの開発にも挑戦し、元気な地域づくりを目指している。
地域課題への取組。普×工×農×市で連携するために
新見高校生物生産科では鳥獣の被害を長らく受けてきた。対策として新見市や工業技術科と連携を行い、箱罠による被害の対策に乗り出した。この探究活動では、深刻化する鳥獣被害という地域課題に対し、箱罠を中心とした対策をテーマに、農業、工業、市がそれぞれの専門性を生かして連携し、多角的な解決策を図ることを目的とする。また普通科とも連携の幅を広げ、より活発な活動をするために計画を立てている。
地産地消ゼミ クロダイを備前市の特産品とするためには
クロダイは、備前市の特産品に被害を与える食害魚であり、臭みが出るため食用での活用もしにくいことを知った。そこで私たちは、「クロダイをおいしく食べたい」と考え、研究に取り組んだ。地元の方々と協力し、クロダイまるごと使用の「スパイシーチヌカリー」を開発し、イベントに出店した。その時の食後アンケートでは、肯定的な意見が100%。その評判も伝わり、クロダイ活用が大学や地元企業の活動でも広がりつつある。
メディアはどこから来て、どこへ向かうのか
文書・音声・映像等、メディアは歴史とともに変化してきた。現在のメディアはテレビ・新聞・ラジオといった伝統的なオールドメディアと、ソーシャルメディア(SNS)やインターネットメディアが並存している。メディアの歴史を学び、どのようにしてメディアが登場したのか、それらのメディアの良し悪しや、衰退していったメディアとその原因は何なのかを学んだ上で、今後どのようにメディアが発展していくのか考察する。
【ポスター】
スマートストアの企画と運営
スマートストアは中国勝山駅の駅舎内にあり、スマホを利用して商品を購入できる無人販売所である。勝山駅の地域財産としての活用及び利用者増加による活性化を目的として真庭市役所地域振興課・企業との共同企画としてスタートするにあたり、勝山高校生も運営に参画することになった。1年目は効果的な陳列方法等、店舗経営の基礎を学んだ。2年目は3グループに分かれ、勝山高生をメインターゲットに商品の仕入れ・売上高の分析を行い、売上増加を目指している。
美作市から発信!~獣害を減らす新しい挑戦~
少子高齢化の進む美作市では、シカやイノシシなどによる獣害被害が年々深刻化している。私たちは、若い猟師の不足に目を向け、狩猟の魅力を伝える啓発活動や、鹿の角を使ったアクセサリー作りのワークショップを実施してきた。地域の方々と協力し、自然と共に生きる知恵を学びながら、安全で持続可能な地域づくりを進める活動を紹介したい。