◆午後 ポスターセッション前半2
※(数字)はパネル番号
風速と単振り子の関係
本研究では、風速と単振り子の運動について4つの実験を行った。実験1では、単振り子の振動面に対して平行に風速を変えた層流の風を当て、周期がどのように変化するのかを風の無い状況下と比較した。実験2では、半周期を測定した。実験3では、風速と変位の減衰の関係を計測した。実験4では、風速2.9m/sの風を当てた時のおもりの変位を計測した。結果、風は単振り子を強制運動させ、周期を短くすることが分かった。
岡山県の用水路:危険性とその対策
古くから岡山県には多くの用水路が設けられ、農業など生活の様々な面で利用されてきた。しかし、落下などの危険性があるのも事実である。そこで私たちは「岡山県の用水路」について、危険性とその対策について探究した。用水路による事故が増加している現在、用水路に対する見解を改めなければならない。数が多い故に日常化した多くの危険について警鐘を鳴らすとともに、今後どのような対策をするべきなのかを調査し、発表する。
地域と連携・協働した「おもいやりのものづくり」
私たちは、全国的に問題となっている放置竹林に注目し、その課題解決に向けた活動を行っている。私たちの強みである「ものづくり」を生かし、地域で伐採した竹資源の有効活用に取り組んだ。今年度は新たに竹を板状に加工し、汎用性のある素材づくりを行い、竹の活用を研究した。地域と連携・協働した竹林整備や竹の活用を通して、「おもいやりのものづくり」で地域の課題解決を目指した。
移住者の現状把握
玉野市の人口が減少し続けると、私たちの学校の存続が危ないと感じた。そこで玉野市の人口を増やすための方策を調べると、市外からの移住者を積極的に受け入れる活動があることを知った。私たちは、移住がどのように促進されているのか、具体的な支援活動としてどのようなことが行われているのかをメールでインタビューし、これらの活動が今後の玉野市の人口や地域に与える影響について考えた。
地域と合唱のつながりにおいて自分にできることは何か?
全国的にも、岡山県内においても合唱文化は衰退の一途を辿っている。コロナ禍の影響や、若者の合唱離れによる合唱人口の大幅な減少、それによる県内公立中学・高校における合唱部の激減が懸念されている。そんな中、私は合唱人として、総社市民として何ができるのかを考え、合唱塾に参加し、幅広い世代がみんなで一緒に歌える合唱曲「うたうこと」を作った。