令和6年11月19日(火)全国高校生ビジネスアイデアコンテストで最優秀賞、文部科学大臣賞を受賞した県立真庭高校から福島春美さん、二若智帆さん、有馬莉羅さん、金丸楓果さんの4名、優秀賞を受賞した県立津山商業高校から岡田翔太さん、赤堀迅さん、江見幸汰朗さん、宇田津大翔さんの4名が教育長を表敬訪問しました。
真庭高校を代表して二若さんが、竹害対策として竹の利活用に着目し、竹パウダーには、防草効果・土壌改良効果・消臭効果があることを検証したことや、竹パウダーをバイオ液肥と混ぜ合わせることで肥料と土壌改良効果が得られるハイブリッド商品となるのではないかと考え研究を進めたこと等を語ってくれました。
続いて津山商業高校を代表して赤堀さんが、フードロス問題と障害者雇用に着目し、津山産のしょうがの販売することができない規格外の部分を、津山産の味噌を掛け合わせた商品「つしょうがみそ」を通じて、流通経路の開拓やパッケージデザインに関する課題を克服した取組について、数値を交えて説明してくれました。
中村教育長からは、「持続可能な地域社会の実現に向けた、素晴らしいアイデアである」とのコメントがありました。両校ともこの取組を後輩に繋いでいきたいとの思いを語ってくれ、進学後も後輩と連携しながら取組を進めたいという生徒もいました。
県内では、地域の課題に目を向け、地域や産業界の方々と連携した取組が実践されており、特に商業科では地域産業の振興のための具体的なビジネスアイデアを考案する学習活動を行っています。岡山県ではこうした活動を早くから取り入れ、成果を残してきております。
今後もこのような優秀な成績を収めてくれることを期待するとともに、地域や産業界等と連携した学びを引き続き推進してまいります。
各校のHPでも紹介されています。ぜひそちらもご覧ください。
・真庭高校HP ■ (発表動画が視聴できます)
・津山商業高校HP ■ (「つしょうがみそ」のページ)