10月4日(金)、国際的な舞台を経験した二人の高校生、県立岡山朝日高校の門田悠孝さんと県立倉敷南高校の小方ひよりさんが、伊原木知事を表敬訪問しました。
門田さんは米国スタンフォード大学が日本の高校生に提供しているオンラインプログラム「Stanford e-Japan」の2023年度秋学期を修了した生徒約30人のうち、最優秀成績者3人に与えられる「the Fall 2023 Stanford e-Japan award」を受賞し、今年8月4日(日)から8日(木)にスタンフォード大学で行われた授賞式に参加しました。
門田さんは、「様々なバックグラウンドをもつ人たちと英語で交流し、議論する経験を通して、自分の『ものの見方』が変わった。この見方で物事を見たらどうか、という新しい切り口を手に入れることができたように思う」と語りました。
小方さんは、9月18日(水)から21日(土)に、カナダのモントリオールで開催された、世界196ヶ国から2,000人以上の若手リーダーたちが一堂に会する国際サミット、One Young Worldグローバルサミット2024に、岡山県の高校生の代表として参加しました。
小方さんは、世界の若手リーダーたちが現在の道を選択するにあたって、どのような「夢」をもっていたかということをアンケートで聞くことを通して、様々な国の人々と交流を図ったそうです。「やはり、『夢』は全ての原動力だと感じた。多くの人たちと国を越えて『夢』について語りあうことで、自分自身も漠然としていた『夢』が具体的な形になった気がする。将来、子どもたちが自分の夢と出会える場、そして様々な国の人と言葉の壁を越えて夢について語ることができる場を作っていきたい」と語りました。
伊原木知事からは、「二人とも、普通の高校生がなかなかできない貴重な経験をした。そこで感じたことを、同級生や後輩たちにしっかりと伝えていってもらいたい」と期待の言葉がかけられました。
また二人は同日、中村教育長への表敬訪問も行い、教育長からは、「人生が変わるような貴重な経験をして、自分がどう在りたいかということを深く考えたと思う。それを基に、次は具体的にどう行動していくかが大切。今後も世界を舞台に活躍していってもらいたい」と激励の言葉がありました。
二人とも、経験したことや感じたことを自分の言葉で言語化して、しっかりと伝える姿が印象的でした。これからの活躍を心から期待しています。