10月28日、29日に福井県で開催された第33回全国産業教育フェア福井大会「さんフェア福井2023」において初めて行われた「全国高校生ビジネスアイデアコンテスト」決勝(本選)に本県から県立岡山東商業高校、県立津山商業高校、県立笠岡商業高校の県立高校3校が出場しました。
決勝(本選)は、全国からエントリーされた89チームの中から一次審査を通過した10チームで行われ、県立笠岡商業高校が最優秀賞に次ぐ優秀賞を受賞しました。
県立笠岡商業高校は、「北木島DAIDAIGO!GO!「きたり」」と題した、地域で育む、代々(橙:だいだい)続ける産学協同の事業継承モデルで、北木島の橙を使って島おこしを進めていくことで、過疎化が進む島に人が来てほしいという思いと、高校生が行ったり来たりすることで、後継者に繋げる「未来への橋渡し」の思いを込めた「きたり」という名称のビジネスプラン。
県立岡山東商業高校は、「観光プラスONE」と題した、岡山桃太郎空港を利活用し、空港からヘリコプターを使って美しい島々を巡る観光プランにプラスして、観光客の目的地となる島(島民)へ物資や寄付金等を届けるという新たな観光価値を創造するビジネスプラン。
県立津山商業高校は、「規格外の麺がスイーツに!?」と題した、製造過程で出る規格外のうどんを市内の就労継続支援B型事業所と協力し、商品の企画販売する、フードロス問題と障がい者雇用の安定を目指すソーシャルビジネスプラン。
地域の課題を解決するためのビジネスプランを考案し、当日は堂々と発表しました。発表後には他校の生徒と交流する姿も見られ、生徒たちの成長が感じられる一日となりました。
各校のHPでも紹介されています。ぜひそちらもご覧ください。
・岡山東商業高校HP https://www.higasho.okayama-c.ed.jp/
・津山商業高校HP https://www.tusho.okayama-c.ed.jp/
・笠岡商業高校HP https://www.kasasho.okayama-c.ed.jp/