6月23日(月)、今夏の「AIG高校生外交官プログラム」に参加する二人の高校生、県立岡山朝日高校2年の田中琉生(たなか るい)さんと、県立高梁高校2年の小林記明(こばやし としあき)さんが、伊原木知事を訪問しました。
知事を訪問した田中さん(左)と、小林さん(右)
このプログラムは、日本の高校生が渡米してアメリカ人高校生と交流する渡米プログラム(7/19~8/3)と、来日したアメリカの高校生と交流する日本プログラム(7/24~8/4)があり、全国から応募のあった高校生の中から、20名の渡米プログラムに田中さんが、16名の日本プログラムに小林さんが選抜されました。
二人は知事との対面に、やや緊張した面持ちながら、今回のプログラムの内容の説明や、プログラム参加にあたっての意気込みを、それぞれ自分の言葉で語ってくれました。
岡山朝日高校 田中琉生さん
「アメリカの文化や歴史を肌で感じるとともに、自分たちとは異なる背景をもつアメリカの高校生や一緒に渡米する他県の高校生たちからたくさんの刺激をもらい、自分の視野を大きく広げたい」
高梁高校 小林記明さん
「将来は農業機械メーカーのエンジニアとして世界で活躍したいと考えており、日本でアメリカからの仲間たちを迎え入れる貴重な機会を通して、自分から行動する力や責任感、英語力や国際的な感覚を身に付けたい。」
また、本プログラムでは、自分たちの地域について、アメリカの高校生に向けて発信する機会があり、田中さんは現地で実際に行う岡山の魅力についての英語のプレゼンテーションを知事に向けて行いました。知事からは、「岡山の魅力が伝わる良いプレゼンテーション。このプレゼンテーションだけで完結させるのではなく、これをきっかけにして会話、交流を広げていくと良い」とアドバイスがありました。
最後に二人から高校生に伝えたいことを問われた伊原木知事からは、「とにかく一生懸命、何にでもチャレンジすることが大事。チャレンジしたことは決して無駄にはならない。必ず自分の糧になる。やりたいことがたくさんあって、いくら時間があっても足りないと感じられるような高校生活を過ごしてもらいたい」と、熱いエールが送られました。
二人とも、これから始まる「高校生外交官」としての活動を、心から楽しみにしているとともに、強い意気込みをもって臨もうとしている様子が伝わってきました。
アメリカの高校生たちと豊かな交流を図り、岡山の魅力を世界に発信してくれること、そして、その経験を糧に、大きく視野を広げて帰ってきてくれることを、心から期待しています。