令和6年度のあゆみ
〜 「変わりたい」を「変えていく」に 〜
令和6年度のあゆみ
〜 「変わりたい」を「変えていく」に 〜
令和6年度 2学期のあゆみ 〜 児童が「学び方」を習得していくには 〜
ステップを明確にした授業づくり ~1時間の授業デザイン~
2学期は、1時間の授業デザインをしっかり形づくろうと、5つのステップの内容を定めて実践に努めました。
① 課題設定(めあての明確化)
「〜をつかって〜する」という行動をめあてに設定
学習手順や目的が確認できるよう「学びの手引き」を示す
学習の見通しを持たせる
② 情報収集(必要な情報を選ぶ力)
情報源の順序を段階的に指導(まずは 教科書 → 資料・書籍 → WEB)
「何のために」という目的に合う収集
③ 整理・分析(思考を可視化し深める)
情報を分類・比較・関連づけて再構成
思考ツール・タブレット・ノートを活用
対話しながら他者との違いを認識し、自分の考えを深める
④ まとめ・表現(多様なアウトプット)
自分の考えを文章・図・表・データ・動画・作品などで表現
「めあてに合った表現になっているか」を自分で確認する習慣
⑤ ふりかえり(学び方の自覚)
自分の学び方そのものを振り返る
「なぜそう考えたのか」「どこで迷ったか」など、思考のプロセスを言語化
単元や活動の性質に応じて、時間ごと or 単元ごとに実施する工夫
これらを全うする実践は難しかったですが、意識をすることで少なくともステップに慣れてきました。次第に各ステップの時間配分や教師の指導支援についてなどの課題に気づき始めました。
児童の主体性を引き出す授業運営 ~教え込む授業からの脱却~
課題解決型学習を取り入れた教員は、自らを「知識を与える存在」から「問いを投げかけ、児童の思考を支援する存在」へと変えていく必要を感じたようです。次第に教室環境(机配置、掲示物など)を見直して対話・協働を促す場づくりを工夫するとともに、「今、何をしようとしているの?」「どうすれば進められそう?」と問い返すなど、児童の学びを止めないように支援するスキルを高めていきました。
ICT活用の深化 ~文具の一つとして~
調べ学習や発表、協働編集、振り返りにタブレットを使用する授業が増え、児童の活用スキルが高まってきました。Google クラスルームやスプレッドシートなどでクラウドを活用した交流が日常化し、「他者の考えに触れて学ぶ」ことも自然に行われるようになってきました。意見や振り返りを入力する機会が増えたほか、キーボード入力の練習に積極的に取り組む児童が増え、CBTへの備えとしても前進しました。
保護者との共有 ~従来の学習イメージの払拭~
保護者にも授業の変化を理解してもらえるよう、「複線型授業」やタブレット活用の様子を学校だより等で発信しました。自ら学びに向かっている姿を紹介しながら、学校の授業を変化させることへの理解と協力を得られるように努めました。