コンセプト
〜 実践研究を支える考え方 〜
コンセプト
〜 実践研究を支える考え方 〜
令和7年度 実践研究を進めるにあたって ―「学び方」を育てる授業改善を、教師と児童が共に楽しむ一年へ―
文部科学省リーディングDXスクールの指定を受け、私たちは「児童が自ら学び、考え、行動できる力=自律自走の力を育てる」ことを柱に、授業改善の研究を進めていきます。これは、ICT活用や新たな学習形態を「導入すること」を目的としていません。児童一人ひとりが「自分の学び方」を見つけ、それを生かして主体的に学ぶことができるようにすること。そのために、教師が授業を見直し、支援のあり方を探る取り組みにしたいと考えています。
【学び方の獲得】 課題解決型の学習を基盤に
まずは、児童が「考えながら学ぶ」経験を積み重ねることを重視し、引き続き課題解決型の学習に取り組んでいきます。ここで大切にしたいのは、課題に向かって試行錯誤し、仲間と協働しながら解決に向かう探求プロセスを、単に「学び方の習得のため」に終わらせないという考え方です。児童が課題や問題への気づきを繰り返して、「自ら問いを立てる力」を獲得していくことが本校の目指す探究的な学びの姿です。
ICT機器は、学びの補助具であり、文房具の一つです。学び方を補助し、思考を助け、表現を豊かにするツールとして、必要なときに必要な方法で活用する力を育てていきます。一方で、アナログの良さも重視します。ノートに書く、手を動かして考える、話し合うといった体験は、思考を深め、学びを豊かにする基本です。児童一人ひとりが、学習内容や自分の特性に応じて、「どちらか一方」ではなく最適な方法を自ら選び取れるように進めていきます。
この実践研究は、教師の指導方法を画一化するものではありません。「自律・自走する児童の育成」という目指す方向は共有しつつも、教師一人ひとりが、自分の専門性や子ども理解に基づいて、授業づくりに創造的に取り組むことを大切にしています。互いの実践や視点を共有し合いながら、教師同士が連携して学び合う文化を育てていきます。
「教師の学びが児童の学びに相似する」と言われます。児童に「学び方」を身につけ、学びを楽しんでほしいと願うならば、まずは教師自身がその喜びを実感し、主体的に学び続ける姿勢が不可欠です。教師が楽しんで挑戦する授業は、必ず子どもたちにも伝わります。今年度は、教師自身が学び手としての喜びを感じながら、実践を共有し、高め合える研究文化をともにつくっていきます。
当面の手立て R7年9月に更新
問題発見型学習で「主体的な学習」のスキルを培う
児童が自ら「課題」を見つけ、「既習とのズレ」「問題発見」「予想」「検証」「解決」「ふりかえり」のステップで進める。ステップの手順を徐々に児童に委ねながら「探究」の素地を培い、主体的に学ぶ原動力である「非認知能力」を引き出す。