特色あるカリキュラム・授業
特色あるカリキュラム
生体医用システム工学科では、工学系科目と生物・医療系科目を同時に学ぶことができる、ユニークなカリキュラムを提供しています。
カリキュラムの詳細は、こちらをご覧ください。
「臨床医学概論」の講義風景
学外の医療機関から、各診療科の専門医をお招きし、医療現場の状況や最近の動向を講義いただき、将来の医療機器開発の基礎となる基本知識を習得します。
時間割イメージ (2年生前期)
熱統計力学
エントロピーの熱力学、統計力学的意味について考えます。これらに基づき自由エネルギーおよびボルツマン因子を導入し、水と油の分離や表面張力、代謝や毒性に関わる生体分子への分子吸着等を例に用いて、その有用性について学びます。
電磁気学応用 (23年度以降入学生の科目は「電磁気学IIおよび演習」となります)
実際の生体工学における具体的応用の場面で、自らモデル化して考える能力を養成します。
プログラミングIIおよび演習
生体医用システム工学で必要とされるデータ処理、数値シミュレーション、画像処理のプログラミング技法を学びます。
電気回路
生体組織の電気的特性から生体情報を得る場合、生体組織を電気回路素子として解釈することが多々あります。将来、生体医用計測機器の研究開発を行う際に必要となる電気回路の基礎を修得します。
臨床医学基礎I
医療技術者として医療現場で必要となる医学の知識を解説します。医療関係者、研究者をお招きし、工学的視点から人体の機能を解説します。
抗体免疫学
病原体に対して細胞等が「自分」と「自分でないもの」を識別して、体を守る仕組みを学びます。