東京農工大学 生物化学研究室(農学部 応用生物科学科・農学府 応用生命科学専攻)の小薗グループのページです。
研究室全体は殿塚 隆史 教授との共同運営になりますが、テーマは各々独立しています(殿塚グループの研究はこちらから)
小薗グループの研究では、「味とは何か」を大きなテーマにかかげ、「食品と味覚の相関・味覚システムの多様な生物学的意義の理解、およびその応用」に取り組んでいます。キーテクノロジーとして「電子顕微鏡(TEM/SEM/CLEM)」「遺伝子改変による細胞エンジニアリング」「オルガノイド培養(組織培養)」を駆使して、研究を進めています。
食事は、栄養をもたらすという側面に加え、「おいしい」や「楽しい」といった精神的満足ももたらすことから、人々の健康・幸福にとって重要な行動です。味覚は舌の味蕾により感知されますが、食品の成分や形態を知り、それが味蕾や舌によりどのように感知されるかを知ることは、食品の味や食感を理解する上で重要です。当グループでは、電子顕微鏡を用いた食品や食成分の解析、食成分と味覚受容体の相互作用の解析、細胞内シグナル伝達の解析などを進めています。また舌以外にも味蕾細胞に類似したタフト細胞という集団が様々な器官に存在しており、この細胞が担う病原体センシングの分子メカニズムについても、「味覚」と「形態」という観点から研究を進めています。研究で得られた知見を元に、食品の味機能や食感の改変、タフト細胞を標的とする感染症や疾患等の治療・予防法の開発に繋げることを目指します。
Latest Information
◆2026年度
2026年11月4日
本学GIRのAdvanced Research Careers (ARC)(山本チーム)が採用され、ARC教員として小薗が参画することが決定しました。R8-10年度にわたり、支援を受けながら、国際共同研究の推進および関係基盤の構築を目指します。
2026年10月4日
東京農工大学の木賀田先生らとの共同研究論文 (Spatial, histochemical, and ultrastructural analysis of melanomacrophages in the liver of the red-eared slider (Trachemys scripta elegans)) が、Anatomia, Histologia, Embryologia誌に掲載されました。https://doi.org/10.1111/ahe.70178
2026年8月19日
小薗がJeju National University (JNU) and Tokyo University of Agriculture and Technology (TUAT) International Shared University Programme(韓国済州大学と農工大の交流プログラム)の一環で、バイオイメージングに関する講義を行いました。https://www.tuat.ac.jp/NEWS/event/20260821_02.html
2026年6月30日
小薗の責任著者論文 (Jaw1 controls the granule abundance at a distinct ER compartment of pancreatic acinar cells) が、Cell Structure and Function誌に掲載されました。https://doi.org/10.1247/csf.26040
2026年4月1日
3名の卒業研究生が配属されました。
◆2025年度
2026年1月31日
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センターの河村 先生・中田 先生らとの共同研究論文 (Dietary stearic acid accelerates intestinal tumorigenesis via fatty acid-binding protein 5 without promoting obesity) が、Cellular and Molecular Gastroenterology and Hepatology誌に掲載されました。https://doi.org/10.1016/j.jcmgh.2026.101740
2025年12月1日
東京農工大学の篠原先生らとの共同研究論文 (Tppp3 determines basal body positioning and identity of respiratory cilia via microtubule assembly and sphingolipid homeostasis) が、Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America誌に掲載されました。https://doi.org/10.1073/pnas.2503931122
2025年11月4日
小薗が、京都で開催された第98回日本生化学会大会において、「IP3Rsを介したカルシウムシグナルのJaw1による調節と異種性」と題した口頭発表およびポスター発表をしました。
2025年10月1日
Marielle Fernandez Bandalanさん(博士1年)が、次世代研究者挑戦的研究プログラム 「FLOuRISHフェローシップ事業(FL-SPRING)」に採択されました。
2025年7月1日
生物化学研究室(小薗グループ)がスタートしました。