校長室より





あいさつ

 令和6年度がスタートしました。明治7年の創設から150年目の新たな歴史が始まります。

「ゆたかに かしこく たくましく」を校訓とし、「毎日が『わくわく、どきどき』、一人一人が輝ける学校~明日も楽しみにできる学校~」を目指していきます。

 子どもたちが自分の力を信じ、伸びていくためには、安心して自分の力を発揮できる場が必要です。安心・安全で明日も楽しみにできる学校づくりはもとより、子ども同士のかかわりを深め、教師もともに伸びていく学校をめざし、努力していきます。

 学びの力づくりにおいては、自ら学び、考え、表現する授業づくりに力を注いでいきます。

 教職員がつながり合い、ともに「チームやしろ」として299名の子どもたちの健やかな成長を支えていきます。保護者の皆様、地域の皆様のお力添えをいただくことが多々あるかと思いますが、何とぞ御支援、御協力を賜りますようよろしくお願いします。 


 令和6年4月  

   倉吉市立社小学校長  牧田 悟(まきた さとる)



令和6年度 学校経営方針 

1 校 訓(めざす子ども像の指針)

『ゆたかに かしこく たくましく』

  ゆたかに (認め合い、支え合い、協力して行動しようとする子)

  かしこく (進んで学び、考える力、表現する力を高めようとする子)

  たくましく(心と体をきたえ、最後までやりぬこうとする子)


2 教育目標

  豊かな心を育み 自ら学び、考え、表現し たくましく生きる子どもを育てる  

      

3 めざす学校像

  毎日が「わくわく、どきどき」、一人一人が輝ける学校 

       ~明日も楽しみにできる学校~


4 めざす教師像

(1)子どもに愛情をたっぷり注ぎつつ、授業で勝負できる教師(プロとしての教師)

(2)宝である子どもを保護者から安心してあずけてもらえる教師(信頼される教師)

(3)常に指導力の向上をめざし、しなやかに、かつ創意工夫する教師(学び続ける教師)

(4)家庭・地域と連携して、子どもの学びと育ちを支援する教師(支える教師)

(5)「チームやしろ」を意識し、協働して取り組む教師(協働する教師)


5 本年度の重点事項と具体的方策

 <教育目標>

 『豊かな心を育み 自ら学び、考え、表現し たくましく生きる子どもを育てる』 

 <重点事項>

(1)豊かな心づくりプロジェクト

   一人一人がのびのびと自分の力を発揮するとともに、認め合い、支え合い、協力する

  仲間づくりを推進する。

(2)学びの力づくりプロジェクト

 自ら学び、考え、表現する授業づくりを推進し、確かな学力の定着を図る。

(3)心と体づくりプロジェクト

   健康で、最後までやり抜くたくましい心と体づくりを推進する。

(4)地域とともにプロジェクト

   学校を中核とした「地域の子どもを地域で育てる」取組の推進を図る。

(5)チームやしろプロジェクト

協働して学校課題の解決に取り組む職員集団「チームやしろ」を構築する。


<本年度の具体的方策> 

(1)豊かな心づくりプロジェクト 

  □自信をもって力を発揮し、活躍できる場づくりに努め、自己肯定感を高めていく。

  □承認し合える人間関係を構築し、仲間の存在を大切にした学校・学級づくり

  □あいさつ、返事、あたたかい言葉、心をつなぐ言葉の指導と価値付け

 □自発的、自治的な学級・学校風土の構築を目指した学級活動、児童会活動の充実

  □なかよし班活動の充実(異年齢集団による交流)

  □道徳科の時間の充実

  □人権教育の充実と推進

  □全教職員で全校児童に関わり、児童の思いに心を寄せる。

  (複数の教員が児童に関わる環境を整える。)

  □不登校対策及びいじめ防止対策のより一層の充実を図る。

  (高いアンテナ、未然防止、早期対応、チーム対応、関係機関との連携)


(2)学びの力づくりプロジェクト

  □校内研究の推進(研究教科:国語科)

   *『未来を拓くとっとり学力向上プロジェクト(中部版)』の実践校

  □主体的・対話的で深い学びの実現を目指す日々の授業改善

  □育むべき資質・能力を明確にし、指導と評価の一体化を図る。

  (その学年で身に付けるべき基礎基本の定着、適用題の量の確保)

  □各種学力調査の分析・考察

  □教科担任制、授業交換制等の導入

  □ICT、一人一台端末を効果的に活用した授業実践 

  □学力補充の機会の確保

  □学習習慣の定着(家庭学習の工夫と充実)


(3)心と体づくりプロジェクト

  □「早寝・早起き・朝ごはん」運動の推進

  □体力づくりを目指した取組の工夫及び継続

  □食育の推進

  □メディアとの接し方を考える取組

  □安全教育の充実(危機管理・防災教育の充実、環境整備)


(4)地域とともにプロジェクト

  □地域学校委員会との連携・協働による学校運営を進める。

  □地域コーディネーターと地域連携担当との協力関係を一層進め、学校支援ボランテ

   ィアの取組の充実を図る。

  □カリキュラム・マネジメントの推進

  (地域の教育的資源の活用と地域に学ぶ教育の推進)

  □あいさつ運動の推進(学校でも、地域でも)

  □積極的な情報発信

  □地域と連携した防災教育の推進


(5)チームやしろプロジェクト

  □共通理解・共通実践の徹底

  □「報・連・相」の徹底

  □学び合う職員集団を目指す。

  □学年部の充実を図り、協働性・同僚性を高める。

  □主任のリーダーシップ及び連携と強化