学 校 長 あいさつ
学 校 長 あいさつ
高知若草特別支援学校ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
高知若草特別支援学校は、県内全域を校区とした特別支援学校で、小学部、中学部、高等部の3つの学部が設置されています。令和7年度は、小学部23名、中学部10名、高等部14名、合わせて47名の児童生徒が在籍し、この内3名は教員が家庭を訪問して教育を行う訪問教育の児童生徒です。また、家庭が遠隔地等のため通学が難しい6名の生徒たちは学校敷地内にある寄宿舎で生活しています。
本校のほか、高知県立療育福祉センター(高知市)に隣接する子鹿園分校、土佐希望の家医療福祉センター(南国市)に隣接する土佐希望の家分校の2つの分校があり、それぞれの地域や関係する医療機関と連携し教育を行っています。若草3校では、学校教育目標に「自分らしい豊かな人生を送ろうとする人を育てる」ことを掲げ、子どもたちが自分らしく学び、成長できるよう、心を込めて指導・支援に努めています。本校・分校がつながり切磋琢磨しながら、よりよい学校づくりに取り組んでいます。
さて、本校では、「明るく、賢く、たくましく」の校訓のもと、学ぶ楽しさや生きる喜びを感じて充実した学校生活を送るとともに、児童生徒一人一人が持てる力を最大限に伸ばすことができるように、障害の状態や発達段階に応じた適切な指導及び支援に教職員が一丸となって取り組んでいます。このような取組を確実に進めていくためには、学校生活や授業の場で、児童生徒と教職員が共に学び合い、確かな実践を一つ一つ紡いでいくことが大切です。本年度も引き続き、教育課程の質の向上や教員の専門性の向上、自律と社会参加を目指して、PDCAサイクルを確立させ、評価・改善を重ねていくというカリキュラムマネジメントの取組を大切にしていきます。
また、保護者の皆さま、地域社会、医療・福祉など多くの方々と連携しながら、子どもたちが安心して自分の未来に夢を描けるような環境づくりに努めていきます。
皆さまには、本校の教育実践へのご理解とご協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願いします。
令和7年4月
学校長 濱口君代