学校長挨拶
高知県立大方高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は、昭和23年に高知県立中村女子高等学校大方分校として設立され、昭和24年に高知県立中村高等学校大方分校と改称。昭和40年高知県立大方商業高等学校として独立。そして、平成17年に県立学校再編計画に基づき、高知県立大方高等学校として開校しました。現在は、定時制・通信制を併置した全日制単位制普通科設置校となっており、今年で21周年を迎えます。生徒数は、全日制105名、定時制11名、通信制78名となっています。
小規模校ですが、防災教育をはじめ、地域の活性化や課題解決に向けた取り組みを積極的に行っています。学校設定科目である「地域学」や「総合的な探究の時間」を核として、防災・減災、地域の魅力化発信などの探究活動に取り組んでおり、「探究力」、「つながる力」、「多様性受容力」、「レジリエンス」等の育成を目指しています。さらに、本校から黒潮町の「黒塩」や地元のカツオタタキをハンバーガーに挟み込んだ「カツオたたきバーガー」、地元のグリーンレモンを使った「グリレモコッタ」などが生まれており、本校の玄関では、生徒が生み出した黒潮町のイメージキャラクター「かつばあ」が皆様を出迎えてくれます。
また、本校は黒潮町唯一の高等学校であり、黒潮町から入学支援金や公設塾、各種検定料の半額補助などの支援をいただいております。さらに、女子サッカー部には「セレッソ大阪スポーツクラブ」から森周三監督を派遣していただき、チーム作りが行われています。
そして、待望の寄宿舎がこの4月に完成し「地域みらい留学」等により入学した7名の県外出身生徒を新たに迎え、潮風薫る新寄宿舎で15名の生徒の新生活が始まりました。
これからも地域とともに歩む大方高校として、さらなる発展を目指していきます。 ホームページ以外にも、インスタグラムでも発信していますので、これからも応援よろしくお願いします。
令和7年4月吉日
高知県立大方高等学校長 畠中 仁