未来の日本を担う若者が科学に魅力を感じ、
科学・研究を通じて、より良い世界を作っていけるように。
SDGsのゴールである2030年の10年後の2040年、みなさんはどのような世界の中を生きていたいですか?
目指す未来に向けて、みなさんはどのような貢献をしたいですか?
未来の日本を担う若者が、未来のためのアイデアを磨きあう研究発表シンポジウム。
それが「イノベーションユース2040」です。
今世界は、環境問題やエネルギー問題、人権問題や格差問題など、様々な課題を抱えています。
そのような課題の解決に向けて2015年の国連では、2030年を目標として、地球環境と経済開発を両立するための目標である、SDGsが定められました。
ですが、2030年は決して終わりではありません。
2030年の先も未来は続いていきます。
そして、その未来は、若者のみなさんも一緒に担っていく未来でもあります。
未来に向けて課題を解決する力を養うために。
豊かな想像力で社会や未来を捉えられる市民であるために。
イノベーションを起こす原動力の基盤を持った人材となるために。
豊かな未来図を共に描くために。
イノベーションユース2040は、そういった志を持つ若者の皆さんを応援し、2040年に目指したい未来を考え、その未来に向けた「アイデア」の研鑽を行います。
研究のアイデアを考えるには、対象と向きうための力が必要です。
それは、研究の対象を深く見つめ問いを立てる力、問題解決のための仮説を立てる力、仮説を検証する方法を考える力、研究の対象と向き合う態度など、多岐に渡ります。
そういった研究を行っていく上での基盤となる力を養います。
研究は1人で完結する訳ではありません。
考えた内容を他者と共有し、それに対するフィードバックから更にアイデアを発展させていくことが必要です。
描く未来図も1つではありません。未来を見る視点によって描く未来図は異なるでしょう。
このとき、科学的な規範に基づいて議論することや自分と違う未来図だからという理由で拒絶しないこと、内容への批判は行っても人格への批判はしないといった、科学・研究における議論の態度を身に付けることが必要です。
研究アドバイザーとのやり取りや他の人の発表を聞くことを通して、他の人と議論する力を養います。
社会や未来といったものは、時に、1人の人間にとっては強大で、遠大で、手の中に収まらないように思えるものです。
そういった中でも、科学的な態度や想像力をもって社会や未来に、誠実に向き合うとはどういうことなのか。
研究や科学に関わっている人たちとの交流や実際に研究のアイデアを考えることを通して、社会や未来と向き合う力を養います。
運営体制
【主催】イノベーションユース組織委員会・NPO法人日本科学振興協会(JAAS)【協力】九州大学アジア・オセアニア研究教育機構 文化変動クラスター,トビタテ!留学JAPAN,アカデミスト株式会社【協賛】ベネッセコーポレーションイノベーションユース組織委員会
大賀哲(日本科学振興協会/九州大学)
小野悠(日本科学振興協会/日本学術会議若手アカデミー/豊橋技術科学大学)
北原秀治(日本科学振興協会/東京女子医科大学)
河上薫(日本科学振興協会)
岸村顕広(日本科学振興協会/日本学術会議若手アカデミー/九州大学)
下平剛司(日本科学振興協会)
清野聡子(ユース水フォーラム/九州大学)
西山哲朗(静岡聖光学院中学校・高等学校/クリムゾングローバルアカデミー)
細田満和子(日本科学振興協会/星槎大学)
森田泰暢(日本科学振興協会/福岡大学)