免荷療法
足部創傷治療のための免荷療法情報サイト
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包丁で指先を切ったとき、1日2,000回、そのキズに100㎏の力がかかるとしたら...
1日2,000回、キズ周りの皮膚が引っ張られるとしたら... それが毎日続くことがわかっていたら...
私たちは、なんとしても、そのキズ口を守ろうとするでしょう。
それなのになぜ、1日、何千回も体重がかけられる「足のキズ」に対して
そのまま何もせずにいられるのでしょうか。
「免荷療法」は、足にかかる力と、皮膚を引っ張る力、力がかけられる頻度を減らすことで、足のキズの治りを助ける治療方法です。
足部創傷の治癒率を向上させるとともに、治癒日数を短縮する効果が認められているため、国内外のガイドラインで強く推奨されています。
しかしながら、まだまだ一般的に普及している状況とは言えません。
そのための一歩として、本ホームページでは、「足部創傷治療のための免荷療法」教育資材の一部を一般公開しています。
ひとりでも多くの医療専門職のみなさまに、免荷療法の必要性について知って頂き、免荷療法の普及のためにご活用頂ければ幸いです。
◆本教育資材の対象
下肢創傷に関わりがあるすべての医療専門職の方(医師・看護師・PT/OT・義肢装具士等)が対象です。
まだ免荷療法を始めていないご施設の医療専門職の方
何から手をつけていいかわからない
研修会や学会に行く時間がとれない
免荷療法について網羅的に学びたい
免荷療法にすでに取り組まれているご施設の医療専門職の方
自施設スタッフ間の知識や認識を統一させたい
自施設メンバーに指導する時間がない
自施設での取り組みの振り返り材料として使いたい
免荷療法知識の腕試しをしてみたい など
◆本教育資材の使い方
個人としての視聴はもちろん、足部創傷治療に関わるメンバーと一緒に学ぶ勉強会の資材としてお使い頂けます。
登録やご連絡等は不要ですので、ご自由にお使いください。
1つの講義は11~15分程度の内容となっていますので、1週間に1講義ずつ、または1ヵ月に2講義ずつなど、ご施設の状況に応じてご活用ください。
本教育資材は、東京大学医学部・研究科倫理委員会の承認を受け(承認番号:2023095NI)、「足潰瘍に対する免荷療法活用促進を目的とした多職種連携教育プログラムの開発とその効果検証」を目的として開発されたものです。
当プログラムの背景と概要については、【概要/背景】ページをご覧ください。
プログラム効果検証研究の一環として
本教育プログラム全編を 受講頂けるご施設さまを募集しています。
(募集期間:本プログラムの第1回募集は締め切らせて頂きました)
施設募集の詳細については【施設募集】ページをご覧ください。
(募集期間:本プログラムの第1回募集は締め切らせていただきました。)
◆免荷療法に関する情報紹介
免荷療法や下肢創傷について学べるその他のサイトをご紹介します。
すでに免荷療法に取り組まれているエキスパートの先生方や各種団体の方々も、免荷療法の普及にご尽力されています。