理工学部
英語カリキュラム

6年一貫カリキュラムの全体像

学部1年次・2年次

グローバルに活躍できる高度理工系人材の育成を目指した科目群を展開します。

「英語表現演習1~4」、「英語講読演習1~4」 <必修科目>

コミュニケーションスキル、ライティングスキル、リーディングスキルの基礎固めを行います。1年次には主に国際的・社会的・文化的トピックを、2年次には主に一般科学トピックを取り扱い、学生の知的好奇心を喚起します。

「英語表現演習1~4(S)」、「英語講読演習1~4(S)」<選択必修科目>

英語に力をいれたい学生のために選抜上級クラス(Sクラス)を開講します。習熟度別の少人数のSクラスで、TOEIC等の英語検定試験への対応を視野にいれながらアカデミックな場面で活用できる4技能の向上を目指します。

「留学準備講座」<選択科目>

短期・長期の留学を目指す学生を主に対象とし、留学への応募方法、留学要件となる英語検定試験対策、留学先での授業参加までを幅広く見据えた留学準備をサポートする授業を行います。 

また、授業内外の機会で、理工系人材にとっての英語の重要性について、学生へのオリエンテーションを積極的に行います。

学部3年次・4年次  ※2024年度入学生より開講 

英語運用能力や志向に合わせたスタンダード・コースとアドバンスト・コースの科目群を開講します。

スタンダード・コース

「英語コミュニケーション1・2」、「中級英語試験講座1・2」<選択または選択必修科目>

TOEIC600点以上の獲得を目指しながら、より高度な英語コミュニケーション能力を身につけます。


アドバンスト・コース ※アドバンスト・コースはTOEIC L&Rのスコア600点以上の学習者を対象とします。

「アカデミック・コミュニケーション」、「アカデミック・R & W」、「上級英語試験講座」<選択または選択必修科目>

将来のキャリアで英語を使う可能性のある学生、または大学院に進学し国際会議等での活躍を目指す学生をサポートします。

大学院(博士課程前期)

大学院教育に関する情報はこちらへ。

TOEIC受検

TOEIC受検(受検料無料)による英語学習サイクルの確立

TOEIC IPテストを無料で受検することができます。

学部1・2年次は、3月頃に実施するオンライン型のTOEIC IPテストの受検を必須とし、2年次の一部科目(英語表現演習3・4)で習熟度別クラス分けを行います。

また、全学年とも、秋頃に実施する集合型のTOEIC IPテストを受検することができます。集合型のTOEIC IPテストは本学理工学研究科の学内推薦・学内選考入試の出願条件としても使用できます(オンライン型は使用不可)。

定期的なTOEIC受験により、自身の学習到達度を測定できるとともに、その後の英語学習に役立てることができ、効果的な英語学習サイクルを確立することができます。

英語教員は、TOEICスコアの分析と結果に基づいた英語教育の改善・強化を行い、学生指導に充てます。

理工学×英語教育×アントレプレナーシップ教育

※このような6年一貫英語カリキュラムとTOEIC受検は、2022年度から開始される「理工学×英語教育×アントレプレナーシップ教育」の取組の1つです。

履修者の声

応用化学科2年 荒井夏葵さん

理工グローバル入試制度で入学して1年間授業を受けてみて、英語の様々な能力を効率的に学べる環境が整っていると感じました。

まず、比較的少人数での受講となるので教員の方々が個人を見てくれていて、質問や相談にも行きやすいです。

また、2種類の授業でそれぞれ内容が異なるので、様々な技能のレベルアップに繋がります。「英語表現演習(s)」ではペアやグループで答えを探したり文章を作ったりといった活動が多く、主体性を持って英語を使うことが求められました。「特別英語」では主にTOEICの点数を上げるための対策として単語テストや速読の練習、そして試験と同様の形式での演習などを行いました。

さらに、定期的にTOEICを受けることで具体的に自分がどれくらい成長したかが分かるので、反省点や次の目標を発見し、継続的に英語の勉強に取り組むのに役立ちます。

2年生では科学に関する内容を取り扱った学習、3,4年生では留学や大学院進学といった具体的な目標ごとにコースを選んで学習ができるということで、論文や学会のような高いレベルの英語が求められる場面で苦労しない英語力を身につけるためにより一層努力を重ねていきたいと思います。