画像提供:BOOKデータASP サービス
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著:森本 萌乃
出版:小学館
国際センター事務室
胡麻本 太 さん
本書は、起業に悩む大学生の心に寄り添う一冊です。著者の森本萌乃さんは中央大学法学部卒業後、電通を経てスタートアップに転職、その後のどん底から這い上がり、夢を実現させた素敵な女性経営者です。本書では数々の挫折や貧困の不安など起業家の奮闘する姿がリアルに綴られており、自分の将来に漠然とした不安を抱える学生にとっても、前向きに新しい一歩を踏み出すためのヒントが詰まっています。
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※準備中※
著:岡本 太郎
出版:青春出版社
中央図書館
中島 光太郎 さん
「意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない」、これは本書第1章の見出しです。仕事をしていると、無条件に前例踏襲的に作業をしていることに気づく瞬間があります。仕事以外でも、「みんなそうだから」と思考停止的に物事を判断してしまうことすらあります。そんなことを続けていると、ふとした拍子に「このままで良いのだろうか」と思ってしまう。そんなことが多かれ少なかれ誰しもあるはずです。そんなとき、本書が人生のヒントを与えてくれることでしょう。人生に行き詰まりや岐路に立っていると感じたとき、是非、本書を読むことをお勧めします。
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※準備中※
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著:栗原 康
出版:河出書房新社
文学部事務室(西洋史学研究室)
多田 智明 さん
今の世の中がどうにも忙しく、生きづらいのは「自己責任論」が過剰に幅を効かせているからではないでしょうか。もしそう思うなら一遍上人の生き方に接して少し気が楽になるかもしれません。一人の人間のできることなどしょせんはたかがしれています(そう思わないのは思い上がりです)。大学時代はいろいろと迷って苦しんでもいいんです。挑んでも、(ある程度は)逃げてもいいけど、周りの人に相談はした方が良いと思います。この本がおもしろかったら、法然上人の『一百四十五箇条問答』(石上善應訳・解説、筑摩書房)もお薦めです。
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著:坂本 光司
出版:あさ出版
文学部事務室(西洋史学研究室)
多田 智明 さん
昔は「就活生は日経新聞を読め」みたいに言われましたが、これから就活を始める人、現在進行形の人、悩んだり煮詰まったりする人はぜひお手にとってみてください。働く意味って何なのか、企業や会社は何のためにあるべきなのか。中小企業研究の第一人者・坂本先生が実例に基づき教えてくれます。どの会社の取り組みも理想論ではなく、実践例なのがすごい!日本の労働者の大半は中小企業で働いています。経営者はもとより就活生のみなさんにも読んでいただきたいです。
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著:スヴェトラーナ・
アレクシエーヴィッチ
訳:松本 妙子
出版:岩波書店
全学連携教育機構事務室
鈴木 昇 さん
アレクシエーヴィッチは、「小さき人々」の声を集めた「ユートピアの声」五部作の著者であり、ノーベル文学賞受賞者です。『チェルノブイリの祈り』には1986年の巨大原発事故に巻き込まれ、翻弄された小さき人々の声が集められています。そこには想像を絶する痛みがつづられていますが、我々もかつて似たような事態に遭遇しており、この著作の副題にあるように「未来の物語」でもあるのです。皆さんには、小さき人々のために何ができるのかを考えていただきたいと思います。宮澤賢治は「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」と書き記しています。小さき人々の幸せのために行動する人になっていただきたいと思います。
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