教育目標
学びのよろこびを実感し、夢と自信につなぐ学校
学びのよろこびを実感し、夢と自信につなぐ学校
(1)学校教育目標に込める思い
ゆうあい中学校で学びの再挑戦を選択した生徒の背景は様々です。学校へのイメージも様々です。しかしながら、生徒は、「学ぶ意味」を問いながら、自ら学ぶ意味や 意義を見出し、勇気を持って一歩踏み出してこられたのです。学びたい、変わりたい、こうなりたいという願いや目標の実現に向けて。
ゆうあい中学校は、人生の学び直しへの再挑戦をする生徒一人一人に寄り添い、つながり、生徒の願いや思いに応える学校でありたい。そのためには、教師が一人一人の実態を把握した授業づくりに真摯に取組み、生徒同士がともに学び合い・高め合いながら「分かったよろこび」「できたよろこび」そして、「学びのよろこび」を実感してほしい。その学びの繰り返しの中で、新たな自分の可能性に気付き、自信をもって夢の実現に向けて、新たな未来を切り拓いてほしい。加えて、学びを通して自分の人生をより自分らしくあってほしいという願いを込め、学校教育目標を「学びのよろこびを実感し、夢と自信につなぐ学校」と定めました。
生徒一人一人の思いに応えられるように、一人一人の教育的ニーズに応じた教育を行うことと、社会が求める力の育成という両輪を熊本ならではの教育課程を通して、達成していきたい。
(2)生徒に求める力(し(四)あわせ目標)
ゆ:勇気をもって可能性に挑戦する力(自立)
う:うまく仲間とつながり協働する力(協働)
あ:ありのままに自分らしく表現する力(表現)
い:いつも仲間を思いやり人の役に立つ力(貢献)
(3)教師としての姿勢
◍ 生徒の「~たい」を引き出し・応える、生徒ファーストで考えることができる教師
◍ 積極的に生徒とかかわり、「認め・ほめ・励まし・伸ばす」教育行動指標に基づき、寄り添える教師
◍ わかる喜び・できる喜びが実感できる授業づくりに真摯に努めるとともに、主体的に学び続ける教師
(4)本年度の重点目標
① 「学びの喜び」の土台となる授業力の向上
ア 「分かる」「できる」「楽しい」授業づくり
イ ICTの効果的な活用(電子黒板、一人一台タブレット)を通した授業
ウ 個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実
② 豊かな心を育む多様な教育活動
ア 人権教育・道徳教育の充実
・人権が尊重される授業づくりの視点を踏まえた授業実践
・命を大切にする心、自他を認め合い・尊重しあう姿勢に向けた道徳の授業の充実
イ 教育相談の充実
・毎週火・木の「見つめる会」(生徒理解)による共通理解・共通実践
・計画的な教育相談の実施
・SC、SSW等の専門的人材の積極的な活用
ウ 体験活動・交流活動を通したキャリア教育の推進
・本物に学ぶ体験活動の実施と特別活動の充実
・フレンドリータイムや授業におけるかかわり合い・学び合いによるコミュニケーション能力の育成、自己肯定感の向上
③ 健やかな体の育成
ア 防災教育の充実
・自然災害(地震・台風等)への対応を含めた防災体制の強化
イ 体育・健康教育の充実
・体育の授業を要とした楽しみながら体を動かす習慣化
ウ 食育の充実
・給食の提供
・食についての講話等の実施
(5)教職員としての努力事項
① スクールコンプライアンスと危機管理意識
② 各部組織間の連携と業務の効率化
ア 各部、校務分掌間で連絡調整を図り、組織的な取組を推進する。
イ 一人一人が役割を果たし組織としての成果を見せる。
ウ 生徒に寄り添うことで、生徒理解に努める。
オ やりたいことを提案し、まず「やってみよう」で動く。
カ 報告・連絡・相談をスピード感をもって行う。
③ 人材育成
ア 学校教育目標を共有しながら組織の一員として活動する。
イ OJTとOFFJTの活用。
ウ チーム担任制による相互学び合い
④ 働き方改革の推進
ア 勤務時間の適正管理等を通じて働き方の意識改革を行う。
イ 学校閉庁日の設定や週1回(水曜日)の定時退勤日を通して、ワークライフバランスの意識を向上する。
ウ SC・SSW、外部人材を効果的かつ積極的に活用する。