2023年秋、本学でカリグラフィーの本格的な展覧会を実施されたスタヂオポンテ代表・初島さつき氏が、2024年8月6日から15日まで、糸島の龍国寺で作品展を行いました。(展覧会は終了しています)
糸島では初となるカリグラフィー展は、英文の作品も含めて禅寺の和の空間になじみ、ダイナミックで活力に満ちた展示になっていました。
左から進んで裏側も見るのが順路。左奥の扉から庭園に面した一室に通じ、会場として広く感じました。
伐採される木々のために100日書き続けたというfeel the trees our little forestの展示。下書きもやり直しもなしのオリジナルは、濃い緑の庭園を借景に間近で見ると圧巻で、単なる鑑賞以上に、じっくりと向き合うべき作品になっていました。
展覧会チラシ裏面
龍国寺
糸島の城主原田治郎大夫種直が壇ノ浦で滅亡した平氏一門の菩提を弔うために1203年に建立したとされる曹洞宗のお寺で、糸島の苔寺と呼ばれる見事な庭園があります。時々催しがあっていて、仏教行事と重ならなければ基本的にいつでも見学可だそうです。
アクセスは車が便利ですが、筑肥線の一貴山駅からタクシーでも5分です。