こんにちは。美術館委員のいるかです。
普段は福岡女子大学付属の美術館にて運営、企画、広報などを行っています。
今回は1月まで開催されていた『西山夏実 写真展&映画上映会』について簡単にですが、感想を記したいと思います。
きっちりというよりかは、ブログのように軽く書くので楽しく読んでいただけたらと思います。
好きな絵画:ハミルトン作 「刑場へ連行されるマリー・アントワネット」
好きな歌手:トレジャー(TREASURE)
好きなゲーム実況者:キヨ。レトルト、牛沢、ガッチマン
性格:好きなものに全力🔥
大学1年生で初めて学生委員になり「さあ何をする!」といったときに、やっぱりやるなら展示企画が面白そうというという考えで始めました。西山さんとは既に高校生のときに出会っており、身近なアーティストとして初めに思いついたのが彼女です。
映像×美術館、少し意外な組み合わせですが、私は十分魅力があると考えました。美術だからといって絵画や彫刻、書道に限って考えず、映像、写真、音なども当てはまるというのが私の考えです。この提案に対して、美術館委員の仲間にはすぐに賛同してもらえました。
仲間には賛同してもらえたものの、運営は先生方と協力して行うチームプレイです。
ですので先生方にも提案に賛成していただく必要がありました。
そして賛成していただいて初めて企画準備に取り組むことができるため、自分の案をしっかり説明して取り組まなければなりません。そこで、私はプレゼンテーションを行い企画案を説明しました。この際、スライドを作ったんですが本当に難しかったです。。。
質問にも答えることができるよう、下調べも十分に行いました。
するとありがたいことに企画が通ることになり、準備の段階に入ることになります。
プレゼンで実際に使用したスライド
企画が通ってからは、とにかく準備をしました。具体的には、
展示する写真の選定
展示場所とレイアウト決め
展示する写真の切り取りと台紙に貼りつけ
上映会の運営準備
トークショーの日程、内容決め
フライヤーのデザイン作成
西山さんと随時連絡
などなど...
他にも細かいことを含めると数えきれないくらいです。1つの工程に1週間以上かかることは普通にありました。そしてほぼすべてを当時の美術館委員3人で行いました。
これを授業やアルバイト、サークルと共に並行するの、本当にしんどかったです。特に写真の選定と展示場所決めは慎重に行いました。いかに見る人にとって分かりやすく、興味が持ちやすくなるかを気を付けながら決定しました。
膨大な量の準備も終わり、無事に予定通り企画展を開始することができました。
期間中には地元の人から県外の方まで、本当に様々な方がお越しくださいました。やはり、西山さんの注目度は高くてすごい...と感じました。
また、定期的に行った映画の上映会も成功させることができました。上映会は特に学内の学生に好評で、授業の合間をぬってきてくれた方もいました。嬉しい!(⌒∇⌒)
そして最後には西山さんと一緒にトークショーも行いました。映画や本人のことまで様々なことをお話させていただきました。とっても楽しかったし、来場者の方も積極的に参加していただけたのが良かったです。
生まれて初めての展示企画立案から運営まで。
どうでしたか?
とにかくいろんな工程がありましたが、どれを切り取っても出てくる感想は「大変!!」でした。これを毎時期行っている地域の美術館がどれほど素晴らしいかを実感しました。
そして大変だけど、楽しかったです。やっぱり何かを企画するのはとっても楽しいことだと再認識したし、やりがいがあると感じました。また企画を行う機会があったらもっとパワーアップしたものをご用意できたらと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
(最終更新 2024年10月21日)