研究紹介:

明るい低炭素社会の実現に向けた都市変革プログラム

太陽エネルギー利用高効率空調システムの開発

高齢者資産の低炭素化という視点から,飛躍的に自然エネルギーの利用効率を高めた低炭素技術を導入普及させることが必要であり,その基盤技術として,高効率な太陽光発電・太陽熱同時利用システムおよび太陽光エネルギーを活用した潜熱顕熱分離型ハイブリッド空調システムの技術開発,実証試験を行う.

太陽エネルギーのコジェネレーション利用は、高倍率集光型太陽電池からの高効率な発電と100℃前後の太陽熱を同時に取り出すことで、総合利用効率を80%まで高める高効率な太陽エネルギー使用手法である。そのシステムの設計と性能評価を行う。

太陽熱利用省エネルギー空調として,次の3システムについて研究開発する:

  • 太陽熱利用潜顕熱分離型ハイブリッド空調システム

システム開発,高効率の吸湿器,再生器,太陽電池とのハイブリッド化


  • 太陽熱利用二重効用吸収式システム

高効率の太陽熱投入方法,部分負荷時の効率的運転アルゴリズム


  • 太陽熱利用エジェクタシステム

システム設計,高効率エジェクタ,エジェクタシステムと2段蒸気圧縮式システムとの熱バランス制御方式