「よりよい自己の成長を目指し、豊かな未来を切り拓く力を育む学級活動」
学級活動(2)の内容は、現在の自分の課題を見つめ、自己の成長のために、自分に合った具体的な解決方法や目標を意思決定し、実践することが基本的な学習過程とされている。その際、適切な情報や資料を効果的に活用し、日々の生活の向上のために、学級の児童同士が話し合い、児童一人一人が自らの生活や学習の目標を決め、その実現に向けて自発的、主体的に実行することが求められる。自己の生活上の課題に気付き、改善するために他者と協働して自己の生活上の課題の解決に向けて粘り強く取り組んだり、他者を尊重してよりよい人間関係を形成したりすることができるよう効果的な手立てを計画し、実践できるようにすることが重要である。また、児童一人一人に合った目標を意思決定する学級活動(2)においては、教師の適切な指導の下、関係する教科等に関する学習や個別の生徒指導等と関連を図りつつ、教師が意図的、計画的に指導する必要がある。児童の共通の問題に対して、他の教師等の専門性を生かして創意工夫のある指導計画を作成する。目標に向けて努力する過程で、できたことやできなかったことを振り返り、次の取組への意欲につなげていく指導をしていく。