「一人一人が輝くクラブ活動」
クラブ活動の目標は、「異年齢の児童同士が協力し、共通の興味・関心を追求する集団活動の計画を立てて運営することに自主的、実践的に取り組むことを通して、個性の伸長を図りながら、第1の目標に掲げる資質・能力を育成することを目指す。」とされている。
クラブ活動は、学級・学年の枠を超えて、同好の子どもたちがよりよく交流したり、自己の役割を果たしたりして、協働して目標を達成しようとする活動である。その際、互いの興味・関心のよさや可能性を理解し、尊重し、認め合いながら共に追求していくことが大切である。そのことが、同好の集団で協力して活動することや、自分の個性を十分に発揮しようとする原動力になる。そして、子どもたちは互いを尊重し合い、よさを認め合い、一人一人が輝くクラブ活動が展開される。
このような活動を通して、興味・関心を追求することのよさや意義、そのために必要なことを理解させたい。そして、興味・関心を追求する活動をよりよくするための課題を見いだし、話し合い、合意形成を図ったり、意思決定をしたり、人間関係をよりよくしたりしていく力を育み、協力して目標を達成しようとしたり、自分のよさや可能性をこれからの生活に活かそうとしたりする態度を養いたい。