「よりよい自己の生き方を目指し、豊かな未来を切り拓く力を育む学級活動」
学級活動(3)の内容は、現在及び将来にわたってよりよく生きるために、自分に合った目標や具体的な方法を意思決定する。アンケートなどの資料を効果的に活用し、一人一人のキャリア形成と自己実現に向けて、学級の児童同士が話し合い、これまでの活動を振り返るとともに、これからの学びや生き方についての目標を決め、その実現に向けて自発的、主体的に実行することが基本的な学習過程とされている。
児童一人一人がなりたい自分を追求するために、話合い活動の場を通して自分に合った目標を立て、他者と協働して個々の考えや可能性を広げ、目標の達成を目指しながら自分らしい生き方をしていこうとする態度を育むことが重要である。
学級活動(3)においては、キャリアパスポートの活用は欠かせない。キャリアパスポートを通して、児童自身が自己の成長やよさに気付き、自己理解を深めていく。また教師にとっても児童理解を深めることにつながり、評価の参考資料として活用していくことができる。学級活動(3)の活動内容は、学校の教育活動全体を通して行うキャリア教育や個に応じた指導、支援、相談等と関連を図りつつ意図的、計画的に指導していく。