制作者名:高間 茜
タイトル:クラドニ図形による音の可視化をする楽器の企画制作
展示場所:E02·アートアンドデザインプロデュースゼミ
テーマ
楽器は多彩なカタチで表現することができる
楽器の「音」の在り方に注目して、新しい表現方法ができるような楽器制作を企画した。
概要
音は聴覚による伝播だけではなく、音の高さや大きさを表す「波形」という視覚で表現し、形作ることが可能である。
音の持つ振動によって形を変えて現れる「クラドニ図形」と特徴的な音を出す楽器「スタイロフォン」を利用し、
音を視覚化することができる楽器を制作した。
スタイロフォンの音をクラドニ図形に抽出し、視覚効果を高めた映像を作成した。
クラドニ図形は粒子で構成された繊細な図形なので、元の形を大きく変えてしまうことが無いように1音ずつ着色し、
全容が見やすいように図形に動きを加えた。
図形の出現方法は演奏するごとに変化し、同じ演奏をしても同じ映像にならないアトランダムさがある。
曲の雰囲気や特定の奏法によって出現の速さ、濃淡、点滅などの動きが変化する。