来日公演決定!ニコライ・サラトフスキー   ピアノリサイタル 

Saratovsky Piano Recital: Brahms & Chopin


5月19日15時開演 May 19th, Sunday 15:00 14:30 door open

当日の演奏を公開中です。His performances are now published in public. 

プログラム

ブラームス 8つのピアノ小品 作品76 

ショパン 24の前奏曲  作品28

Program

Brahms 8 Piano Pieces Op. 76 

Chopin 24 Preludes op. 28

Nikolai Saratovsky is an internationally acclaimed Russian concert pianist, said by many in the classical world to be having a "stellar career". 

He has won a number of major international piano competitions and has an extraordinary repertoire, ranging from Bach to the latest contemporary composers. 

He has performed solo and with orchestras in 24 world capitals across the globe including New Zealand, Belgium, Luxembourg, USA, Portugal, Spain, Taiwan, Japan and Russia. 

In 2015 Saratovsky became a member of the International Certificate for Piano Artists program (ICPA) based in Brussels. His talent for educating a growing generation of young musicians gives him the opportunity to give master classes in Japan, Russia, USA, Canada, Luxembourg and Taiwan. He studied at the Moscow State Conservatory with Professor Elena Richter graduating with the Award for Academic Excellence and a Master's degree and has gone on to win many awards. 

His development is followed by world renowned artists such as Dmitry Bashkirov, Nelson Delle-Vigne Fabbri, Philipp Entremont, Jerome Lowenthal, Michel Beroff, Robert Roux and Artiom Agazhanov. 

Since February 2020, Nikolai Saratovsky is a Professor at the Music Department at the National Taipei University of Education. 

Official Website: https://www.nikolaisaratovsky.com


ニコライ・サラトフスキー   

ロシア北部ペトロザヴォーツクで音楽家一家の家庭に生まれる。6歳で音楽を学び始め、9歳のときに初めてソロコンサートを開き、オーケストラとも共演している。才能を見出され、モスクワ音楽院付属中央音楽学校に入学。スタニスラフ・ブーニンやディーナ・ヨッフェ、ラドゥ・ルプーらを育てた名教師エレーナ・リヒテルのもとで学ぶようになる。2001年ロシア教育省より奨学金を授与される。

2005年に開催されたモスクワ音楽院付属中央音楽学校主催の国際ピアノコンクールでは決勝の模様がロシアのテレビ局、テレカナル・クリトゥーラによって生中継され、満場一致で優勝を果たした。

2008年アメリカ合衆国・カリフォルニア州サンタバーバラにおいて、6月から8月の2ヶ月間開校する"Music Academy of the West"に、奨学金を全額給付され参加、ジェローム・ロヴェンタールに師事する。その後、米国ジュリアード音楽院に特待生として招待される。2010年首席でモスクワ音楽院を卒業。同年、首席で同音楽院大学院に入学する。    

日本においては、2006年、浜松国際ピアノコンクールでファイナリストとなったのを機に、翌年東京・所沢・名古屋にてリサイタルを催し絶賛を博す。2012年、第31回横浜市招待国際ピアノ演奏会に出演。音楽関係者からも高い評価を得た。 2014年には横浜みなとみらい大ホールにて、子どものためのピアノワークショップの講師を務め、また横浜市のアウトリーチ事業では横浜市内の小学校を訪問しレクチャーコンサートを行った。 

室内楽では2013年よりロシア人ヴァイオリニスト、アリョーナ・バーエワとパートナーを組み、主にヨーロッパで演奏活動を行っている。また最近は新しいプロジェクトとして、兄でピアニストのセルゲイ・サラトフスキーとデュオを組み、ロシア、カナダでコンサートツアーを行った。  

これまでにモスクワ音楽院大ホールをはじめ、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、ルクセンブルグ、ベルギー、イギリス、ノルウェー、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ共和国、コンゴ共和国、バングラデシュ、ベラルーシ、カザフスタン、台湾、香港、日本の主要ホールで演奏を行っており、モスクワ国立交響楽団、ロシア・ナショナル管弦楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、サンクトペテルブルク国立交響楽団、ヤロスラブリ・フィルハーモニー管弦楽団、トリヤッチ・フィルハーモニー管弦楽団、マドリード管弦楽団、ガルシア交響楽団、台湾フィルハーモニック(NSO国家交響楽団)、高雄市交響楽団、東京交響楽団等、オーケストラとの共演でも評価を得ている。

2015年、ベルギー(ブリュッセル)に本拠地を置くInternational Certificate for Piano Artistsの会員に選ばれ、ネルソン・デルヴィーニュ・ファブリ、フィリップ・アントルモン、ジェローム・ロヴェンタール、ミシェル・ベロフらとも世界各国で活動を共にしている。

x2016年、Roland Franceから チャイコフスキーの「ドゥムカ」、シューマン=リストの「献呈」などを収めたCDをリリース。日本、台湾、ロシア、アメリカ、カナダ、ルクセンブルグでマスタークラスの指導にあたっており、特に日本とロシア間の文化交流事業として「日露交流ピアノ・マスタークラス」はシリーズ化され、日本語、ロシア語、英語の3ヶ国語で動画が世界にインターネット配信されている。

2017年、ロシア・ウリヤノフスクで作家ミハイル・ブルガーコフの作品『巨匠とマルガリータ』の交響詩 (アレクサンドル・ソイニコフ作曲) が世界初演され、そこでヴォランド役に扮し俳優としてデビューを飾った。

2018年、ニューアルバム ”ルクセンブルク - ロシア:音楽のインスピレーション”(ラフマニノフの絵画的練習曲集作品39全曲他を収録) をリリース。《マエストロの魔法の杖》青少年国際音楽コンクール(ロシア)審査員。

2020年、国立台北教育大学のピアノ科教授に就任。《マエストロの魔法の杖》青少年国際音楽コンクール(ロシア)審査委員長。オフィシャルウェブサイト https://www.nikolaisaratovsky.com