11月5日(火曜日)15時30分-17時30分 大阪大学会館講堂
事前登録が必要です。お申し込みは申込みフォームから https://forms.gle/94RjU7binmyPQfMbA 締切11月4日(月曜日)
あるときまでは手を携えて新しい音楽を探究したドビュッシーとサティ。1902年の『ペレアスとメリザンド』の成功を機に、サティは別の地道を行く決心をした。決別の辞となった連弾曲『梨の形をした3つの小品』を核に、ドビュッシーとサティの道ゆきをたどる。 青柳いづみこ
Photo©️Ahira MUTO
青柳いづみこ(ピアニスト・文筆家)
安川加壽子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。 マルセイユ音楽院首席卒業、東京藝術大学大学院博士課程修了。『ドビュッシーと世紀末の美学』で学術博士号。平成2年度文化庁芸術祭賞。演奏と文筆を兼ね、著作は34点、CDは25枚。21枚のCDが『レコード芸術』特選盤となるほか、師安川加壽子の評伝「翼の生えた指」で吉田秀和賞、祖父青柳瑞穂の評伝『真贋の間に』で日本エッセイストクラブ賞、ミステリー・エッセイ『6 本指の ゴルトベルク』で講談社エッセイ賞、CD『ロ マンティック・ドビュッシー』でミュージック ペンクラブ音楽賞。近著に『パリの音楽サロン ベル・エポックから狂乱の時代まで』( 岩波新書) 、CD にソロアルバム『仮面のある風景』(TKI)、高橋悠治との『シューベルトの手紙』、西本夏生との『カプリス』、クリストフ・ジョヴァニネッティとの『19歳のシューベルト』 (以上ALM ) 。
日本演奏連盟、 日本ショパン協会理事、大阪音楽大学名誉教授。兵庫県養父市芸術監督。HP:https://ondine-i.net
飯島聡史
国立音楽大学大学院音楽研究科修士課程を首席で修了。修了時、最優秀賞及びクロイツァー記念賞を受賞。その後、同大学大学院音楽研究科博士後期課程においてショパンに関する研究と演奏によって博士号(音楽)を取得。
これまでにカワイ表参道、スタインウェイ&サンズ東京、日本ショパン協会等主催によるリサイタルや浜松国際ピアノフェスティバル、ショパン・フェスティバル in 表参道、アジア国際ピアノフェスティバル(韓国)等、国内外において多数出演。
活動はモダンピアノに留まらず、第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール本大会(ワルシャワ・ポーランド)に出場する等、フォルテピアノにも積極的に取り組む。
国立音楽大学大学院音楽研究科非常勤助教を経て、現在広島文化学園大学学芸学部音楽学科専任講師、及び日本学術振興会科学研究費助成事業研究代表者。
ドビュッシー 『選ばれた乙女』 (1887・作曲者によるピアノ版) ☆
サティ サラバンド第2番 (1887 ) ★
ドビュッシー 『忘れられた映像』より「サラバンド」 (1894) ☆
サティ 3つのジムノペディ (1888)★
ドビュッシー 小組曲 (1888)☆★
サティ 3つのグノシェンヌ (1890) ☆
ドビュッシー 『ペレアスとメリザンド』によるファンタジー (ロック編) ☆★
サティ 梨の形をした3つの小品☆★
☆青柳いづみこ ★飯島聡史
レクチャーコンサート終了後、「青柳いづみこさんを囲む夕べ」を開催します。
セルフサービスの立食形式で軽食とドリンクを提供します。
日時:2024年11月5日(火) 17:45ごろ(コンサート終了後)〜19:15
会場:大阪大学豊中キャンパス 大阪大学会館アセンブリーホール
コンサート会場と同じ建物内です。コンサート終了後に移動していただきます。
参加費:一般4,000円、学生2,000円
定員70名。詳細はグーグルフォームの申込欄をご覧ください。https://forms.gle/94RjU7binmyPQfMbA