2025年6月12日開催の「経営者向けAI基礎講座2026」第2回では、岡先生がルッカースタジオの概要と活用法を解説しました。
ルッカースタジオは、Googleが提供する無料のBIツールで、Googleスプレッドシートなどのデータを活用し、見やすく分かりやすいダッシュボードを構築できます。リアルタイム更新や強力なフィルター機能、ウェブサイトへの埋め込み・共有が特徴です。営業成績レポートやKPI管理など、多様なビジネスシーンでの活用が期待されます。
講義では、スプレッドシートをデータベースとして活用する重要性が強調されました。PDFからのCSV変換や、ルッカースタジオでのテーブル結合も可能。次回以降は、データ準備から実際のダッシュボード作成、さらにはAppSheetとの連携まで進む予定です
取得:BIツール8級(戦況可視化の術)
2025年6月19日、岡先生の「経営者向けAI基礎講座2026」第3回では、Googleスプレッドシートのデータを活用し、ルッカースタジオで実践的なダッシュボードを作成しました。
参加者はまず、共有データからルッカースタジオを起動し、レポートのタイトルを設定。売上データ(取引先名、金額、部門など)を基に、複数の要素を含むダッシュボード構築に取り組みました。
具体的には、売上順位表や部門別構成比、月別売上推移といった基本情報の表示からスタート。さらに、取引先ごとの件数・金額に加え、平均売上金額を計算フィールドで算出し表示しました。品目別構成の分析では、ドリルダウン機能を活用し、詳細な情報を掘り下げて確認できる機能も実装。
今回の講義を通じて、ルッカースタジオの多様な機能を使いこなし、データを多角的に分析できるダッシュボードを作成する基礎を習得しました。
取得:BIツール7級(七変化グラフ問答)
2025年6月26日、岡先生による「経営者向けAI基礎講座2026」の第3回講義が開催されました。今回は、Googleスプレッドシートを用いたデータ加工と分析の基礎が中心テーマとなりました。
参加者はまず、共有されたスプレッドシートをコピーし、新しいシートを「売上管理」と命名。日付の自動更新機能として、IF関数とTEXT関数を組み合わせた数式を導入し、手動入力の手間を削減しました。
さらに、元の売上データから「年月」を自動抽出するため、ARRAYFORMULA関数とTEXT関数を組み合わせた新しい列を追加。これにより、日付データを「YYYY年MM月」形式のテキストに変換し、後のデータ処理に活用できるようにしました。
また、SUMIFS関数を用いて、特定の年月と部門に合致する売上金額を効率的に集計する方法を学びました。講義では、これらの関数を活用することで、月別の売上集計や各種経営指標の算出が可能となり、ルッカースタジオでの高度なグラフ作成の基盤が築かれることが強調されました。
今回の講座は、複雑なデータ加工も関数を組み合わせることで効率化できるという、実践的な知識が共有されました。
取得:BIツール6級(龍脈の造成)
第4回講義が2025年7月3日に行われました。前回の続きとなるデータ二次加工、特にGoogleスプレッドシートの加工に焦点を当て、最終的な目標はグラフの完成とZチャートによる売上予測の作成、そしてルッカースタジオで統計資料を出力できる売上統計シートの作成でした。
講義では、まずスプレッドシートで当月達成率、前年対比、累計達成率などの計算式を挿入し、ゲージグラフを作成する方法が解説されました。次に、売上、累計売上、予測売上を用いたZチャートの作成方法が示されました。
その後、ルッカースタジオで利用するための売上統計シートの作成に移りました。年月や目標などの項目を転置して貼り付け、オフセット関数を使って元のデータと連携させることで、リアルタイムに数値が更新されるシートを構築しました。
最後に、ルッカースタジオに売上統計データを追加し、ゲージグラフや折れ線グラフ(Zチャート)を作成する方法が実演されました。フィルター機能やスタイルの調整についても説明があり、スプレッドシートの二次加工がルッカースタジオでの高度なグラフ作成に不可欠であることが強調されました。
取得:BIツール5級(神機妙算)
7月10日第5回講座はルッカースタジオの総まとめで、売上分析レポートの作成を実践。スマホ対応のレスポンシブ設定、地図の追加方法、クロスフィルタリング、パレート図やZチャート、ゲージグラフ(達成率)など多彩なグラフ作成を指導。次回はAppSheetを使い、データ作成・管理やスマホ連携を学ぶ予定
※ 合格者一覧