「小論文:21世紀を生きる」--現代社会の本質に迫る48編のアンソロジー
(駿台受験シリーズ、駿台文庫株式会社 2006.12.20)
15. 人間関係と心の揺らぎ
16. 21世紀を生きる
14. 情報化・メディア・社会
13. 言語論・記号論
12. ヒューマンサイエンス
11. 科学技術と社会
10. 教育と学習
9. 性と家族
8. 少子高齢社会と福祉
7. デモクラシー
6. 人権と法
3. 民族と文化
4. 近代と国民国家
5. 経済の考え方
2. グローバリゼーション
1. 環境・資源問題
【テーマ1: 環境・資源問題】
1a そもそも環境問題とは何か (植田和弘『環境経済学への招待』より)
1b 人間中心主義の克服 (加藤尚武『新・環境倫理学のすすめ』より)
1c 環境と経営のジレンマ (三橋規宏『環境再生と日本経済--市民・企業・自治体の挑戦』より)
【テーマ2: グローバリゼーション】
2a グローバル化を問う意味 (伊豫谷登士翁『グローバリゼーションとは何か/液状化する世界を読み解く』より)
2b 途上国の貧困と自由市場 (松原隆一郎『分断化される経済--バブルと不況が共存する時代』より)
2c 《帝国》--グローバルな権力 (斉藤日出治『帝国を超えて--グローバル市民社会論序説』より)
【テーマ3: 民族と文化】
3a 「日本人」とは何か (山内昌之『文明の衝突から対話へ』より)
3b 国家における個人と民族 (青木保『多文化世界』より)
3c 開かれた共同体へ (小坂井敏晶『民族という虚構』より)
【テーマ4: 近代と国民国家】
4a 「近代」--五つの特質 (今村仁司『格闘する現代思想--トランスモダンへの試み』より)
4b 国民国家の統治体制 (関根政実『多文化主義社会の到来』より)
4c 戦後日本の「近代化」 (富永健一『日本の近代化と社会変動--テュービンゲン講義』より)
【テーマ5: 経済の考え方】
5a インセンティブの適否 (大竹文雄『経済学的思考のセンス』より)
5b 「構造改革」の本質論 (小林慶一郎『経済ニュースの読み方』より)
5c 自由競争の功罪 (猪木武徳『自由と秩序--競争社会の二つの顔』より)
【テーマ6: 人権と法】
6a 新しい権利と憲法 (渋谷秀樹『憲法への招待』より)
6b 法の規範性 (平野仁彦・亀本洋・服部高宏『法哲学』より)
6c 基本的人権と「正義」 (碓井敏正『現代正義論』より)
【テーマ7: デモクラシー】
7a 住民投票をどう見るべきか (山口二郎『日本経済の課題--新・政治改革論』より)
7b 民主的決定と個人の自由 (森村進『自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門』より)
7c 自由主義と民主主義 (加茂利男・大西仁・石田徹・伊藤恭彦『現代政治学〔新版〕』より)
【テーマ8: 少子高齢社会と福祉】
8a 社会福祉を支える原理 (一番ヶ瀬康子・大久保秀子『社会福祉とは何か 新版』より)
8b 少子高齢社会の課題 (古城利明・矢澤修次郎『現代社会論〔新版〕』より)
8c 福祉と経済の両立を考える (広井良典『日本の社会保障』より)
【テーマ9: 性と家族】
9a 結婚しない理由 (「未知なる家族」取材班『未知なる家族』より)
9b 多様化する現代の家族 (浅野素女『フランス家族事情--男と女と子どもの風景』より)
9c 「男らしさ」へのとらわれ (伊藤公雄『〈男らしさ〉のゆくえ--男性文化の文化社会学』より)
【テーマ10: 教育と学習】
10a 「教える」と「育つ」 (河合隼雄『子どもと学校』より)
10b 経験則と教育論理の違い (溝上慎一『現代大学生論 ユニバーシティ・ブルーの風に揺れる』より
10c 変化した学校の意義 (広田照幸『日本人のしつけは衰退したか--「教育する家族」のゆくえ』より)
【テーマ11: 科学技術と社会】
11a 原爆を作る科学者の非合理 (佐藤文隆『科学と幸福』より)
11b 科学者の社会的責任 (吉川弘之『科学者の新しい役割』より)
11c 近代科学の分析的思考 (村上陽一郎『近代科学を超えて』より)
【テーマ12: ヒューマンサイエンス】
12a 物事の理解から心の理解へ (子安増生『心の理論』より)
12b 社会的存在の心理学 (山岸俊男『社会心理学キーワード』より)
12c 〈私〉という意識の謎 (茂木健一郎『脳内現象 〈私〉はいかに創られるか』より)
【テーマ13: 言語論・記号論】
13a 言語の排外運動に反対する (田中克彦『ことばと国家』より)
13b 消費の記号的側面とは何か (池上嘉彦・山中桂一・唐須教光『文化記号論--ことばのコードと文化のコード』より)
13c 記号の意味作用 (立川建二・山田広昭『ワードマップ 現代言語論』より)
【テーマ14: 情報化・メディア・社会】
14a 電脳社会の動向と課題 (辻井重男『電子社会のパラダイム』より)
14b 情報化とネットワーク社会 (中村雄二郎『21世紀問題群--人類はどこへ行くのか』より)
14c 情報社会論のパラダイム (佐藤俊樹『ノイマンの夢・近代の欲望』より)
【テーマ15: 人間関係と心の揺らぎ】
15a 変貌する「子ども」たち (本田和子『変貌する子ども世界--子どもパワーの光と影』より)
15b 若者たちの《繋がり》 (北田暁大『う日本の「ナショナリズム」』より)
15c ヴォランティアを求める心 (鷲田清一『だれのための仕事--労働vs余暇を超えて』より)
【テーマ16: 21世紀を生きる】
16a 一極集中から多極分散へ (古田隆彦『凝縮社会をどう生きるか』より)
16b 戦争の記憶と未来への歴史 (多木浩二『戦争論』より)
16c 生きることの意味を探して (内山節『哲学の冒険--生きることの意味を探して』より)
お互いの自己深化の場 佐久穂げんでるネット メディカル佐久情報ネット 世界の最先端イノベーション活動
文化と社会の発達に関する財団 エクスペリエンスのデザインとビジネス 農業情報ネット
edited by ©M-SAKU Networks 2010
〒384-0613 長野県南佐久郡佐久穂町大字高野町1500-42 M-SAKUネットワークス