内科疾患
内科 小児科 消化器内科
松井医院
🔵生活習慣病
生活習慣の誤りが深く影響して ひき起こされる病気の総称です。
食事、運動、休養、睡眠、喫煙、飲酒等の生活習慣を修正することで
病気は改善します。
<高血圧>(高血圧治療ガイドライン2019,日本高血圧学会より)
高血圧の基準
高血圧の基準値は心血管病の発症リスクから定義されています。
診察室血圧、家庭血圧で、その値は異なります。
診察室血圧が140/90以上、家庭血圧が135/85以上は高血圧です。
(血圧の単位はmmHg)
正常血圧は、診察室で135/85未満。
至適血圧は、診察室で120/80未満です。
高血圧の疫学
高血圧者数:約4,300万人と推定(日本の人口の約3分の1)
至適血圧(120/80未満)を越えて血圧が高くなるほど、全心血管病、
脳卒中、心筋梗塞、慢性腎臓病などの罹患リスクおよび死亡リスクは
高くなります。
高血圧に起因する死亡者数は、年間約10万人と推定されています。
心血管病死亡の約50%,脳卒中罹患の50%以上が、至適血圧を超える
血圧高値に起因するものと推定されています。
高血圧の公衆衛生上の対策
日本人の食塩摂取量は依然として多く、食塩摂取量を減らすことは
血圧水準を低下させるうえで重要です。
また肥満に伴う高血圧が増加しています。
国民の収縮期血圧(上の血圧)平均値を4低下させると、脳卒中死亡数が
年間約1万人、冠動脈疾患(心筋梗塞)死亡数が年間約5,000人減少すると
推計されています。
当院では、家庭血圧を起床時と就寝前の2回 自己測定していただき
それを基に 降圧剤を調整し、正常血圧〜正常高値に保って行きます。
脂質異常症(高コレステロール血症、高脂血症)
糖尿病
糖尿病性腎症
慢性腎臓病(CKD)
メタボリックシンドローム高尿酸血症