古くはチョベリバの時代から、KYを経てパリピまで...。短く縮めた言葉、なついですね。
英語にも短縮する言葉があります。日本語で打てない端末でやり取りするとき、本当に便利で時短になります。例えば、asap(as soon as possible)とかbtw(by the way)など、打つ手間が省けて楽です。lolはlaugh out loud の略で日本語で言うところの(笑)みたいなもの。笑うのをあらわすのであれば、textingでは、絵文字(smiley)を使うこともあります。: )とか:Pとか。横向きになっているのが違和感でしょうか。カタカナのツが使われることもあります。口を片っぽだけ上げてニヤリと笑っているように見えるからです。
発音で、短くしている言葉もあります。例えば、r u there? (Are you there?)とか、tdy(today)、ystdy(yesterday)など。luv 4 u (love for you)もありますね。U2というバンドの名前はyou tooの略かな...と思っていましたが、諸説あるようです。ちなみにTOTOというバンドがありますが、その名前は日本のメーカーに由来している...と思っていましたが、これも諸説あるんですね。
略語といえば、wanna(want to)があります。これの仲間で、wannabe(want to be 「~になりたい」)という略語があります。例えば、Beyoncé wannabeと言うと、「ビヨンセの熱狂的なファン(an avid follower)で、その人の化粧やスタイルをまねる人」の事です。日本でいうところの、アムラー、シノラーと言ったところでしょうか。wannabe millionaireと言えば、ミリオネアになりたがっている(aspiring)人という感じです。形容詞として使っているわけですね。この表現はもともと80年代のアメリカ人が使っていた言葉ですが、今ではインフォーマルな表現ながら、イギリスの辞書にも載っています。wannaの使い方は、Wanna drink?(Do you want a drink?)のような感じで、「英語は主語・動詞が大事」と教えることにいくばくかの後ろめたさを与えます。
インフォーマルな表現ではain'tはどうでしょうか。BSBことBackstreet Boysは今年で結成25周年(!)だそうですが、彼らの「テル・ミー・ワーイー!(tell me why!)」と歌い上げるメロディーを覚えている人は、「ain't nothing but a heartache」という歌詞を見て(?)と思った記憶があるかもしれません。is notにもare notにもam notにもなれる表現です。この曲のリリースは1999年(!!)です。
略すのではなく伸ばすのもあります。韻を踏んで、「see you later, alligator」...まあ古典のような表現ですよね。もしこの表現で挨拶されたら、返しの言葉は「After a while crocodile」でビシッと決めましょう。言葉を縮めたり伸ばしたり。俗語やスラングまで考えるとき、言語の奥深さに触れるような気がしますツ。
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