「現役合格」という言葉があります。日本で大学に進学する人の平均年齢は18歳~19歳で、これは世界的に見ると、けっこう若い年齢のようです。OECDの「Education at a Glance」という資料に、国別の大学進学の平均年齢が毎年掲載されています。「大学は20歳を過ぎてから」という国がたくさんあって、例えばスウェーデンやスイスは、大学進学の平均年齢が24歳以上です。
高校卒業の後、どうしてすぐに大学に入らないのか。その国その国でいろいろと理由があると思いますが、ギャップ・イヤーについてお聞きになったことがおありかもしれません。大学に入る前に、1年間くらい実社会の経験を積む、という企画です。イギリスで始まった動きで、その期間に大学では得られない活動を目的としています。ウィリアム王子やハリー王子が、またオバマ元大統領の娘が、このギャップ・イヤーを体験したと報じられています。
ギャップ・イヤーを人生に取り入れる際、どんなメリットを本人たちは期待しているのでしょうか。コミュニケーションの力や協調精神を育てたり、リーダーシップを伸ばしたりできる、と考える人がいるようです。あるいは、自分と向き合って人生を考える時間を持てるのかもしれません。バーンアウトを避ける一助とする人もいます。
ギャップ・イヤーの効果については賛否が分かれるところですが、何かを学ぶのに年齢は関係ない、と感じる人は多いでしょう。当塾では、もう一度勉強しなおしたい、という社会人の方の授業も行なっています。どうぞお気軽にご連絡ください。
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