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害蟲展
~ ワルモノにされたイキモノたち ~
■■ what's new ■■
メディア情報更新しました!(2024年10月3日)
害蟲展 season5 を開催します!
【東京会場:MATERIO base】
2024年8月31日(土)〜9月12日(木)(10:00~17:00)
【大阪会場:箕面公園昆虫館】
2024年9月18日(水)〜9月23日(月・祝)(10:00~17:00(入園は16:30まで))
【九州会場:九州大学総合研究博物館】
2024年9月28日(土)〜10月8日(火) ※10月5日(土)、6日(日)は休館日(10:00~16:00)
concept
~「害蟲展」とは?~
身近な生活環境に潜む害虫・害獣と呼ばれる生物。
彼らは普段、悪モノ扱いされ駆除されていますが、生態系から見た場合、意外な存在理由もあるのです。
本展では、人間にとって「不都合」「不快」「不利益」な一面だけに目が行ってしまいがちな、いわゆる「害虫や害獣」の美しい点・有益な側面・生命の循環や存在次元に焦点を当てて制作された作品を広く公募、展示をします。
アートを通して地球上に住まう人間と生物の在りかたを考え、新しい関係を創造するムーブメントを創出できるきっかけとなれば幸いです。
審 査 員
丸山 宗利
(まるやま むねとし)昆虫学者
東京育ち。九州大学総合研究博物館准教授。北海道大学大学院、国立科学博物館、フィールド自然史博物館(シカゴ)を経て現職。専門はアリと共生する昆虫の多様性解明。多数の原著論文や著書があるほか、展示活動や講演を通じて昆虫の普及啓発に力を入れている。
舘野 鴻
(たての ひろし) 画家・絵本作家
1968年に横浜市に生まれる。故・熊田千佳慕に師事。演劇、現代美術、音楽活動を経て生物調査員となる。そのかたわら景観図や図鑑の生物画、解剖図などを手がけ、2005年より絵本制作をはじめる。著作に『しでむし』、『ぎふちょう』、『つちはんみょう』(いずれも偕成社)などがある。
(みつた はるお)
自在置物作家
1980年鳥取県生まれ千葉育ち。東京藝術大学大学院修了。冨木宗行に師事。毎年レントゲンヴェルケと日本橋三越とで交互開催する個展「JIZAI」での発表を中心に「六本木クロッシング2013」(森美術館)「驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ」(三井記念美術館ほか)等企画展出品。17年第8回創造する伝統賞受賞。江戸時代中期の武具職人にその祖を持つ金工の技術、「自在置物」のほぼ唯一の継承者。
中峰 空
(なかみね ひろし)箕面公園昆虫館 館長
1971年奈良県生まれ。信州大学理学部卒業後、神戸大学大学院へ。2003年に三田応市有馬富士自然学習センターに学習指導員として勤務。2017年4月より箕面公園昆虫館館長に就任。
服部 雄二
(はっとり ゆうじ)株式会社ベモーレ 代表
慶応大学法学部卒。キヤノン(株)でプリンターの海外マーケティング、複数のベンチャー企業の立上げに携わつた後、2009年に害虫駆除商材を扱う鵬図商事(株)入社。2013年(一社)日本鳥獣被害対策協会 を設立。2017年~2021年まで東京日本橋本町でアートギャラリー ego を運営。2021年からはギャラリー内にエスプレッソバールを併設し、2023年までDouble Tall Art & Espresso Bar として運営。2024年4月からは湯河原町でギャラリー付きの旅館をオープン予定。
(おかべ みなこ)
8thCAL Inc. 代表
東京都出身。武蔵野美術大学卒。事業構想大学院大学・修士課程修了。1960年創業の害虫駆除を柱とするシェル商事㈱を2010年に事業承継。
2児の母として次世代に託す地球環境をより善いものとする為、「予防・早期発見」の観点での環境コンサルテーション・啓蒙・研修・商品開発・アート活動を事業目的とした8thCAL㈱を2018年に設立。 啓蒙活動としての害蟲展を主催。