Character

Ein Wolence

アイン・ウォーレンス

「基本設定」

20代前半。ただし、それなりに実年齢よりは年上に見られる。身長は高めで、ガタイ(身体)はとても良く、ちょっとやそっと殴られたぐらいでは倒れない安定感がある。日常生活では幼なじみのラナ・アミリアとはよくバカ会話を繰り広げる。性格は明るめであり、見知らぬ相手でも楽しくジョークを交えながら話す。会話内容には非常にユニーク(ズレている)な一面があるが、笑い顔が爽快なため、男女ともによく好まれる。

オルガウェイン傭兵訓練施設の時代では特に目立った結果は出せていない。成績は中の下。緊急時や自己解決を強く求められる状況では非常に冴えた思考を持って即座に的確な行動が取れる。傭兵施設時代でとある平原で遭遇した伝説のFiveSeeker「オル・ランディス」とのバトルを契機に、師弟関係が生まれている。現在はオル・ランディスが不定期にアイン・ウォーレンスに攻撃を仕掛ける事で腕を鍛えてもらう(?)毎日を送っている。


Lana Amiria

ラナ・アミリア

「基本設定」

アイン・ウォーレンスの一つ年上。ほんのり童顔で可愛らしさがあるのだが、本人はウィークポイントとしてかなり気にしている。実家が【紫聡千律道場】を営んでおり、母親に厳しく武道家として育てられた。そのせいか基本ショートヘアでボーイッシュになりがちだが、髪型を少しでもフンワリさせて女性らしさを保ちたいと本人は思っている。普段の生活では喋り方がハキハキしており、凛としたイメージがある。雑談も好きだし、笑顔も見せるし、喧嘩をやったりもするため、アクティブな一面が強い傾向がある。もともと職業として薬学に興味があったため、家を出てからは武術稽古だけではなく早朝は薬草素材を取りに行くのが日課となっている。戦闘訓練に関しては殴っても蹴ってもびくともしないアイン・ウォーレンスを実験台として舞踏術および魔法訓練を行っている。

聖フローラ女学院では、成績はトップで卒業。理論整然としており、クラスメートや友達が苛められている時は、校則違反を承知で校内で魔法合戦をする事も良く見かける光景であった。ケース毎に正義を問う姿がたびたびあったため、トラブルが絶えない女学院生活を送ったが、周囲の女性からの信頼は厚い。卒業後、幼なじみのアイン・ウォーレンスと偶然出会い、「バカアイン」を呼び名として、まったくかみ合わない会話をするようになる。

Ol Landis

オル・ランディス

「基本設定」

かなりの大柄であり筋肉質ではあるが、太っていたり動きが遅いわけではない。髪型はロングだが手入れがあまりなくバサっとしている。仁王立ちの雰囲気を常に全面に押し出しており、顔色自体は「笑顔」である事が比較的多い。バカでかい両手斧を片手で持っており、適当に振り回しており、たまに肩に乗せるクセがある。両腰にも剣が1本ずつ装備されている。(他にも隠し武器を多数所有)

ファージル全土を統括する事を国王エルミ・ジョルジュより命じられているが、基本行動は暴君・野蛮・傲慢・不意打ち・支離滅裂。「何でもありの戦闘」を繰り広げる。喋り方はかなり大雑把であり略語も多いが、不思議と相手には伝わっている。「人間性」「ヒトとしての資質」や「正解」「道徳性」などの概念を繰り広げる事はせず、一般人、盗人、蛮族、賊軍、国家など区別なく人々から恐れられる存在。彼の存在によりファージル全土の蛮族/賊軍は委縮しており、結果的に保安性は高く、賄賂交渉も滞り、平和が維持されている。弟子のアイン・ウォーレンスに対しては何の躊躇いもなく暴力を振るい、度々気絶させる。タイミングは不定期。

Ermi Jorju

エルミ・ジョルジュ

「基本設定」

30代後半。真面目な顔立ちではあり、爽やかな雰囲気を持つ人物。肌のつやの輝きは良く、男らしさが全面に出ている人物。髪型もかっこよく決めている。王妃ファラよりほんの少し背が上の身長。体格はそれほどデカくなく通常のライン。ちなみに、笑顔はカッコよく笑う。謁見の間では王族の服装を着用するが、それ以外ではあくまでもカジュアルに決める。鎧に関してもカジュアルさを求めるので、肝心の防御力がおろそかになるケースも絶えない。国王の証である「王家のリング」だけは条例により外す事が許されないため、指にはめている。

ファージル領域がまだ国と成立してない頃に自警団を設立。周囲の農村、通り道などの治安を徐々に回復させ、ファージル宮殿を建設し一国の王となった。主としてのタスクは今現在でも続けており、それに加え一般市民と謁見の間で会話する。一般市民との会話では形式的ばった会話を極力排除したスタイルで喋る。喋った内容は相手の心のど真ん中に伝わりやすく、態度や目線も常に相手に会話を行う。

Fala Flore

ファラ・フローレ

「基本設定」

国王エルミの1歳年下。白肌と長めのスラリとした髪のせいか、異常なほど若々しく見える。全体的に透き通った清潔感が漂っており、スラっとした顔立ちである。存在感はあまり感じないが、人物としてのインパクトは非常に強い。王妃を普段努めているため、髪はまとめあげ、純白の王妃正装で固めている。戦闘時の装備も、白いローブと淡い赤色を放つ白杖を好んでよく使う。耳や髪の毛にアクセサリ系は一切付けていない。

ファージル宮殿における内政全般を任されている。国策や法律、税収などのタスクを真剣なまなざしで制定している彼女の顔を知る者は限られている。基本的に謁見の間ではおっとりとした性格が出ており、あまり場の雰囲気を読まないで会話する。話がかなり脱線する傾向も見受けられるが、笑顔で楽しそうに会話してくるため、悩みを打ち明ける一般市民達は、その流れに若干困惑しつつも会話を受け入れている。理論的ではないにせよ、真剣な表情で発言する場合もあり、市民達の人気は非常に高く信頼感は高い。

Shinikia Kahlhanz

シニキア・カールハンツ

「基本設定」

非常に無表情であり、黒いマント、黒いローブ、紫のフード、赤褐色の杖を所持している。その雰囲気のせいか、実年齢よりも年を食っているように見える。片目は失明しており、その目の中には擬眼が埋め込まれている。相手を分析する際に、ギョロリと動くのが大きな特徴ともいえる。行動スタンスとしては、常に対象の相手に対して正面を向いており、堂々としている様に見える。同時に何か隠している様にも見えるため、相手からすると挙動の把握は極めて難しい。

ファージル宮殿の外交を普段行っている。また、聖フローラ女学院において、魔道教育部門の執行権限を持っており、毎年、最高顧問の称号を得ている。生徒からは(恐怖の表れの対象として)惜しみない支持をされている。きっちりした性格であり発言内容も指導的な表現が強い。口数自体は少ない方だが、一旦喋り出すと連続的に理論が展開されるため、講義を受けている者は理解が追いつかないケースもしばしば。オル・ランディスとは旧知の仲であり、アイン・ウォーレンスの資質や特性を聴いており、アイン・ウォーレンスに対して興味を抱いている。

Verze Artie

ヴェルゼ・アーティ

「基本設定」

髪の色が銀色であるせいか、年齢が何歳なのか外見ではわかりにくいが30代前半である。FiverSeekerのオル・ランディス、ファラ・フローレ、エルミ・ジョルジュ、シニキア・カールハンツとは同世代。人前でふるまう姿や表情は非常に穏やかであり、基本的には無口だが、会話自体をやらないわけではなく非常に友好的な一面が強い。視線は常に相手を捉えて会話を行っており会話は成立するものの、ふと空中へ視線が移り喋り終える雰囲気は、相手に対して一切の印象やインパクトを与える事はなく記憶に残りにくい特徴がある。

ファージル宮殿では警備の任を受けており、宮殿の宝物庫や食糧庫を狙う盗賊団を定期的に刈り取っている。(刈り取る際は、首筋への軽い打撃で失神させ、宮殿の正面玄関に僅かなパンと水を手元に残させ、放置させた状態にする)。FiveSeeker仲間に対しては一定の認識があるものの、一般市民の中では【技の達人】程度にしか認識されておらずその存在は知られていない。出身国、生まれた地域、経歴、普段の生活などは一切不明となっている。