2日目

北海道2日目の朝。なんとかギリギリ30分の寝坊で済んだので、急いで支度をして駅に向かいます。

なんたって今日からは、昨日買った北海道フリーパスが使えますからね。

目指すは札幌駅0648発の特急おおぞら1号。

すすきの付近から札幌駅、徒歩だと近いようで地味に距離があるなという印象です。

(後で調べたら1.5kmほどあったので、徒歩だと約20分かかる計算ですね)

急いでいても、ポイントはなるべくしっかり抑えていきたいところ。

朝食代わりのコーヒー片手に特急おおぞらへ乗り込みます。

始発から終点までなので寝てても安心。しかも指定席!

というわけで釧路まで列車に揺られます。乗車時間は4時間10分。

道中、トマムで降りたくなったり、北海道の広さを体感したり、帯広で降りたくなったり、

青春18切符のポスターの駅がこの辺だったよなと思いながらも結局見つけられなかったりしつつ。

「ようやく釧路駅に着いたわね。」

ようやく、と言いたくなる気持ちもよく分かる距離を移動して釧路へ。

実際に道東を周ろうとするとほぼ車必須な上に専用の旅程が必要と感じたため、今回は3時間だけの滞在に。

冬の釧路湿原と道東三湖と知床は近いうち絶対に行く(決意) 誰か車出してください…(小声)

あまり時間もないので少し急ぎ足で駅から歩いて15分ほど。

今回のメイン目的地であるレストラン泉屋へ到着。当然スパカツをオーダーします。

味は美味しいですが、鉄板が死ぬほど熱い&カロリーの暴力すぎて、完食するのに必死でした。

何とか完食した後はレストランからすぐの幣舞橋を通り、釧路キャッスルホテルの入口を冷やかしに…

行ったのですが、タイミングが悪く何やら入口で作業をしていたので撮影は断念。

そのまま橋の写真を撮ろうとしたところ、ちょうどポイント付近で地元のアベック(死語)が

何やら動画撮影をしているようなので、邪魔にならないようにこちらも見るだけに留めておきます。

場所だけでも写真に残そうとしたのが↑の写真。聖地巡礼は地元の方に迷惑をかけないのが第一ですからね。

幣舞橋より釧路港方面を望む。

和商市場まで移動する道中で立ち寄った、釧路フィッシャーマンズワーフMOOという複合施設内にあった

世にも珍しい毛ガニのUFOキャッチャー。コメントは差し控えさせていただきます。

そのまま徒歩で和商市場へ。

ここまで観光客の姿はほぼ見受けられませんでしたが、ここにだけは数グループの観光客らしき人々が。

スパカツが想像以上に量があったので、勝手丼はスルー。当時の感覚でもハルマゲ丼はどうかと思った()

後は駅まで戻り、大人しくJR釧網本線の出発を待ちます。

(素直に特急おおぞらに乗って追分で乗り換えた方が早く旭川に着けることに気付くも、

 いつ無くなるか分からない釧網本線に今こそ乗るべく鋼の意志で特急おおぞらを見送るの図)

時刻通りにやってきた網走行きに乗り込みます。1両編成ということもありますが、思った以上に人が多くてほぼ満席。

釧路湿原付近で人が降りるまでの間、この旅行中で一番混んでいた交通機関だったように思われます。

ほどなく釧路湿原へ。

しばらくは何人か立って乗っている人がいる程度の混み具合でしたが、湿原を抜けるころには車内もガラガラに。

そして2時間ほどウトウトしていたらいつの間にか知床斜里。川湯温泉駅の写真を撮り忘れたことにここで気づきました。

そして初めて見る知床の海。まだ17時前だというのに既に暗くなりはじめています。

知床は聖地巡礼を抜きにしても一度しっかり時間をとって訪れてみたいエリアの一つですね。

定刻に5分ほど遅れて網走に到着。

特急オホーツクとの乗り継ぎは8分あるはずのところが3分しかなくなってしまったので、急いで乗り換えます。

釧路のセコマで非常食として買っておいた地元(のであろう)お菓子で空腹に耐えていく。

背景の握りしめられて凹んだボトルから乗り換え時の焦り具合が伝わるでしょうか。

その後はほぼ定刻通りに旭川に到着。今回は経由地としての選択なので観光の予定は無し。宿へ急ぎます。

今考えると動物園はともかく旭橋くらいは行けたように思えますが、次回の楽しみということで。

チェックイン後、街に繰り出したところで雨が降り出したうえに、

行こうと思っていた酒場が2軒とも臨時休業で途方に暮れていました、が。

ふらっと立ち寄ったバーで食べたパスタがめちゃくちゃ美味しかったので万事良し。

マスターに北海道の話を色々伺いつつ、今日一日の移動経路を話したら結構ウケたので良かったです。

宿へ戻り、明日の予定をどうするか迷っているうちに寝落ちして2日目終了。

3日目へ続きます。