ヤングマスター ~ラスボス覚醒~

トレス資料:

トレス元の公認無料?動画は「The Young Master」です。NG集動画もいろいろと参考になりました。

「国際版」や「香港版」、「日本公開版」など、少しずつ内容の異なる様々な版のビデオソフトが流通している模様です。

このシーンは映画が始まって大体34分ぐらいのところで出てくると思います。

ヤングマスターってなに?

「ヤングマスター」は1980年に公開されたカンフー映画です。繁体字名は「師弟出馬」、英語名は「The Young Master」です。

ゴールデン・ハーベストへ移籍したばかりの頃のジャッキー・チェンが監督・主演を務めました。

当時のカンフー映画の王道路線とは若干異なり、復讐も修行も無い脚本だったので、ラスボスが戦う場面はこのシーンとジャッキーとの最後の対決の二回しかありません。

示し合わせ感リズムをあまり感じさせない殺陣と大胆なカメラワークは、当時としては結構斬新だったと思います。

魔王エンジェルのネタは単なる創作ですが、ジャッキー・チェンの移籍に際していろいろともめ事があったのは事実のようです。

ウォン・インシックってなに?

三条ともみがトレスするウォン・インシック(役名キム)は朝鮮半島出身の武術家です。ブルース・リーの「ドラゴンへの道」を観た方なら、インチキ日本語を操る彼の強烈な演技を覚えている方もいるでしょう。漢字名は「黄仁植」。ハングル名だと「황인식」。

武道「ハプキドー」の指導者として、現在カナダで後進の指導にあたっているそうです。国籍がよく解らない方なのですが、現在カナダの市民権保持者なのは確かでしょう。

公開当時のプログラムには「韓国空手○段!」と書かれていたような気がするのですが、これハプキドーのことなのかな。テコンドーも強いそうです。

殺陣の合間にふっとみせる筋肉の弛緩が、何か玄人っぽくてしびれさせます。ジャッキー次作「ドラゴンロード」でもそうでしたが、ラストでとどめを刺されるときのあまりにリラックスした演技は「ひょっとして人形では無いか」とまで思わせました。

難しい体勢からずいっと体を持ち直すバランス感覚も素敵!アリスやイーノックに蹴りをくらわした後のフォローとか。

香港や韓国での映画の仕事から引退してカナダに住んでいたウォン・インシックを、ジャッキー監督がこの映画の悪役のために香港に呼び寄せたとき、彼はすでに40歳近くになっていましたが、若いときより強く見えるのが不思議。

魔王エンジェルってなに?

「魔王エンジェル」とは、対戦アーケードゲーム「アイドルマスター」に出てくる架空のタレントグループの名前です。対戦相手の不在をゲーム筐体が認識すると、架空のゲームセンターの架空のプレイヤーが用意され、そのNPC名は必ず「魔王エンジェル」になるそうです。

この動画には、三人のメンバー、青いジャージ姿の「三条ともみ」小豆色のジャージ姿の「東豪寺麗華」、警備員姿の「朝比奈りん」が登場します。

「大金持ちの東豪寺麗華はアンフェアな手段で自分達のプロモーション活動を推進しており、迷惑な場所で突然営業を始めるのが大好き」という設定が一人歩きしているので、その設定に乗っかってみました。

2010年秋頃から有志の方達によるモデルデータが用意され始め、魔王エンジェルの出てくるMMD作品は増え続けています。

アンジェラ・マオは、香港に実在するカンフースターです。「燃えよドラゴン」でハラキリをする少女といえば思い出す方も多いのではないでしょうか。動画に登場するポスター絵はかなりひどいです。たぶん主演映画のアメリカ公開時のポスターでしょう。魔王エンジェルとは何の関係も無いはず。たぶん…

ゴールデン・ハーベストは、ブルース・リーやジャッキー・チェンやアンジェラ・マオを抱える、香港に実在する映画プロダクションでした。トレス元の映画もゴールデンハーベスト社の制作によるものです。アイドルグループのプロデュースは手がけていないはず。たぶん…

制作経緯:

ブルースリー動画に釣られた人はゴメン、いつか本当の武術演技に取り組みます」と誓ってはや半年。いつかヤングマスターのトレスをしたいなと思って、細マッチョの長髪じいさんモデルが出てくるまで気長に待つかー、と思っていたのですが、ある週のモデル紹介動画に流れたジャージ姿の三条ともみの姿を見て、「この子にアクションやらせたい!」と惚れ込んでしまったのです。適度な太さを持つ四肢が身体能力のポテンシャルを感じさせました。魔王エンジェル×アンジェラ・マオのネタを思いついたのはそれからずっと後のこと。

2010年中には動画を発表できるかと思っていたらなかなかトレスが進まず、じゃこの機会に第6回MMD杯に参加するかーと構えていたらあっという間に2月が過ぎてしまい、3月に完成する頃になって冒頭のクレジットが2010年になったままなのを慌てて直し、なんとか公開にこぎつけました。

カット解説

イントロ:

視聴者に舞台背景(ロータリー周辺)をざっくり把握してもらうことを目的として、飛行シーンから始めています。本編でなぎさ町ロータリーに興味を持って頂いた方なら、もう一度頭から見直してくれるんじゃないかとの期待もあったりして。

トレス元動画の世界観(清朝末期の田舎町?)はいきなり崩壊します。狙ってます。

ワイヤフレーム映像で始まるのは単なるビットレート稼ぎです。あんまり稼げてない気もしますが…

当初はジェット戦闘機視点の映像だったのですが、進行軸とカメラ軸がどうも戦闘機っぽくならないので、武装ヘリ視点の映像ということに。スターウォーズEP4の構図とか少しだけパクってます。

紙芝居導入部:

アンジェラ・マオのネタ披露のためだけに用意されたと言っても過言では無い導入部。ともみが右手に何を持っているか視聴者に隠す通すための構図にしばらく気を使うことになります。シトロエンモデルの内装がとても丁寧に作られていることに感動。紙芝居風演出はexeditによるもの。

刺客登場:

とりあえず敵キャラ4人が不穏なBGMと共に次々と登場。後々の伏線回収のため、あらためてシトロエンを運転する大佐を映しています。

ちょっとカメラワークが激しすぎる気がしないでもないですが、ここはトレス元を忠実に反映ということで。

一瞬ですが、悪どい顔をさせたLat式ミクさんがいい味出してます。

対ドイツパイパイ戦:

ヘタリア枠を代表して、サーベル(青竜刀)が似あいそうなドイツさんに登場願いました。エンディングでは前髪を下ろしてダンスを披露しています。

ドラゴンボール枠のパイパイさんは貴重なカンフーキャラなので使いどころに迷いましたが、思い切ってのっけから投入することに。

ともみのジャンプ姿をモーション付けしていたら、このままバレーのスパイクを打たせたくなったりして。

木桶を投げつけるシーンでは手首ボーンからダミーボーンへ瞬間的に引っ越しさせています。

成家班特製の、ワイヤ一本で粉々になる木桶が欲しかったのですが、断念しました。

対魔王エンジェル戦:

開始数秒で二人倒され困惑の表情を浮かべる役は、話の流れ的には東豪寺麗華が適任で、そうすると彼女の助っ人としてすかさず割り込むのは仕事仲間の朝比奈りんかな、とすんなり決まりました。

誘導灯を振り回すと楽しそうなので、ジャージ版りんに代わって文月氏の警備員風りんを使うことに。

麗華を倒した直後の軽やかなフットワークはうまく再現できているでしょうか。

りんへの足払い攻撃がなかなか滑らかにならず、苦労しました。

対ミク戦:

犠牲者の顔の大写しから一気にカメラごと地上に倒れ込むという大変面白いカットだったので、クローズアップに定評のあるLat式ミクさんに登場頂きました。

顔面攻撃でキュンキュンメガネが砕けるところは解りづらかったかなー。この尺(730msec)で理解してもらうのは難しかったかも。

このシーンのためにしっかり床テクスチャの書き込まれたステージが必要であり、それはなぎさ町ロータリーをステージに選んだ理由の一つでもありました。

色調の関係か下半身で何が起きているのか解りづらかったので、一部の服地の色を若干濃くしてあります。

対風見幽香戦:

ぷれでたぁ氏?のスカート物理設定が美しかったので、東方枠から風見幽香を起用。東方の設定よく知らないのですけど、比較的暴力表現に寛容なキャラっぽいので。鋭く小さなY軸スピンをするシーンでスカートに大活躍してもらいました。

モーションを付ける時は、スカートボーンが省略されたプロレス水着版幽香を使うのが便利でした。本番ではスカート剛体強化版(_G)幽香を使っています。

トレス元では、第一撃で綺麗な弧を描き吹っ飛ぶ武器が印象的でしたので、得物の日傘をトレードマークとするキャラの起用は正解だったと思います。

ここのトレス元で見事なとんぼを切るスタントマンは、もしかしてジャッキー監督本人なのではという噂も。うん、確かに似てる。

対球体関節人形モナー戦

白塗り枠から球体関節人形と八頭身モナーに登場頂きました。

トレス元でも、いったいどういう攻撃を意図して襲ってくるのかよく解らないシーンです。

モナーさんにはぜひトンファーキックを披露して欲しかったのですが、時間の関係で断念。

対海渡三成律子戦

滞空時間の長いアクションにはマフラーとコートのある劇画調KAITOを、長剣をヒュンヒュンいわすアクションには戦国BASARA枠から石田三成を、へっぴり腰のアクションにはけいおん枠の田井中律を起用させて頂きました。

立姿勢での打撃からそのまま関節技に入るという、プロレスに似たアクションのモーション付けでは困難が予想されましたが、受け担当の三成くんから先にモーションを付けていったらなんとかうまくできたようなのです。

三成くんを押さえつけるともみのクローズアップがぐらぐら揺れるシーンは、自分でもうまくできたと思うのです。

しかし田井中律のトレス元のスタントマンさん、よくこれでジャッキー監督のOKが出たなあ。

対アリス戦

渾身の力で振り下ろした青龍刀がガシッとガードされバッと払われるところをムチに置き換えたら面白そうだと思ったので、ムチキャラのアリスに登場頂きました。トレス元では、このシーンの直前にリー・ホイサン(李海生)演じるモヒカン男が素晴らしいムチアクションを見せてくれるので、企画の段階からどこかでアリスを使おうと思っていました。

下半身を屈伸させながら頭を下にして吹っ飛ばされていくアクション(おそらくワイヤもマットレスも無し)がトレス元では大変ユーモラスなのですが、アリスの強烈なヒップ造形にも助けられてうまく再現できたように思います。

対機動警察隊長戦

この技は柔道でいうところの払い腰になるのかな?複雑な軸回転を伴う投げ技アクションなので、コートがはためく機動警察隊隊長に登場願いました。

大変短いカットなのですが、三成くん相手に停滞した殺陣のリズムを急速に取り戻す上で大事なカットだと思います。

後日あらためてトレス元のNG集を見直すと、ここは片足を抱えて放り投げる技だったようですね。

対宇宙刑事戦

一回目のスローモーション。このカットだけ物理エンジンをオフにしてレンダリングしています。

剛体が少なくかつ印象的な素材のキャラということで、らきすた枠から宇宙刑事みのるに登場頂きました。

このカットにおける、ともみとみのるの髪の毛のモーションは全て手付けです。

わざとスローモーションっぽい動きを付けるのは意外と神経のいる作業でした。

対シトロエン戦

ちょーっとトレス元ではあまり出来のよろしくないワイヤーアクションだったので、シトロエンとロンゲーナ大佐にツッコミポイントとして犠牲になってもらいました。大佐が絶叫するところ、見えるかな?

武侠ものの制作現場では既にワイヤーアクションが多用されていた時代だったと思うのですが、正当派カンフー映画の制作現場ではまだこなれていなかったのかもしれません。

対東方不敗イーノック戦

唯一まともにともみの第一撃をかわしきった護送人にはガンダム枠の東方不敗さんを起用しました。ガンダムにカンフーキャラがいるとかホントなの?ってレベルの知識なのですが。もう少しダイナミックな弁髪を生かしたアクションを付けてあげたかった…。

後頭部への踵落としから始まるユーモラスなアクションはエルシャダイ枠のイーノックにお願いすることにしました。イーノックの滞空姿勢が物理的にどこか変なんですが、そこはトレス元準拠と言うことで。

対木人戦

投げ技第二弾。今度は肩車かな?

おそらく現時点で唯一のジャッキー作品PMDモデル、木人さんに登場頂きました。

使いどころには結構悩みましたが、やはり投げ技要員でよかったのではと思います。鎖ががちゃがちゃするところが楽しいです。Lat式ミクと一緒に登場するシーンで、首が一回転しているところに気がついてくれた人はいるか。

対ニク戦

運動エネルギーに満ちあふれたカットのため、ボリューム感に定評のあるニクさんを起用。

首を振りながら移動するカメラワークがMMDでは大変難しいので、苦労しました。

ニクさんの飛翔感を演出する上で、バス停の柱がいい仕事をしてくれたと思います。

トレス元のNG集を見ると、どうもこのカットはアリスやシトロエンが倒されるときのカットと同じテイクで、マルチカメラで撮った別の映像らしいのですが。

対軍人ダンサー戦

トレス作業も終盤に近くなった頃、素敵な戦闘キャラモデルが公開されました。

どこかフェミニンな体つきのモデル。大胸筋に剛体が入っていることに気づいたでしょうか。エンディングでは可愛い素顔を晒してくれます。

大八車に叩きつけられるシーンはどう再現しようかなー、手付けで段ボールがふっとぶモーションを付けようかなーとか考えていたとき、「こっち向いてBaby」のグラスと缶詰が眼に入ったのです。助かったー。ここのスローモーションシーンだけ重力加速度を0.3G程に抑えています。

トレス元では、Lat式ミクの顔面が蹴り上げられるときとほとんど同じ映像が一瞬途中に入るのですが、割愛。

対ハバヒロカマキリ戦

アニメやテレビゲームの戦闘シーンに親しんでいる方達には、少し物足りないトレスアクションだったかなーとか思っていたので、トレスを無視して最後に一発はっちゃけることに。かつて銀匙町を恐怖に陥れたハバヒロカマキリに登場願いました。

カマキリのことをラスボスと誤解する人がいるかも。もうどうでもいいや。

こういう構図好きなんです。デビルマンOP後半みたいな、スケール違いの敵と対峙する構図が。北斗の拳OPもちょっと入っているかも。

ともみが飛ぶシーンがなんとなく物足りなかったので、スカイドームによる曇り空も一緒に回転しています。

エンディング:

暴力にまみれた動画ですので、「はいはい芝居は終わりだよー、楽しい気分で帰ってね!」という松平健座長公演のマツケンサンバのようなコンセプトでエンディング制作に取りかかりました。

「バトルクリーク・ブロー」は、ヤングマスターとほぼ同時期に制作された、ジャッキー・チェン主演の映画です。エンディングのBGM「ジャッキー・チェンのテーマ」を作曲したラロ・シフリンは、「燃えよドラゴン」や「ダーティハリー」のサントラを手がけた、アルゼンチン出身のジャズメンです。

ハイハットペダルふみふみを見せたくてドラムを右手、ベースを左手の構図にしたのですが、どうも音源としっくり来ないので、最終的に音源の定位を反転させました。ガソリンスタンドの文字が無ければ、ドラマーが左利きという設定で動画の方を反転させたかも。

ドラムセットからハイタムが外せなかったので、バスドラの内部にめり込ませてあります。

フロアタムの強弱を16beatで採譜し、それに合わせて腕モーションを付け、最後に全モーションを3フレーム(≒1beat)前にずらすことによって、強い拍のひとつ手前でおおきな振りかぶりが出るドラムモーションを目指しましたが、なかなか難しいです。H.264+AACにエンコードしたらまた微妙に狂い出したりして、もう疲れた。

これでもかというくらいドラムスティックを握る手首を曲げ伸ばししているのですが、まだどこかスナップが固く見えます。これからねるどらPのドラム動画見て勉強しなおします。

口笛が始まる辺りから謎の打楽器が微かに聞こえるのですがあれはなんなのでしょう。トエレ(タヒチアンスリットドラム)っぽいような気もするのですが。朝比奈りんに交通整理灯を叩いてもらおうかとか悩みました。

今回モーションデータを初めてお借りしました。ニコニコ動画では通称「メダロット」、YouTubeでは「Electrica」として知られるモーションです。顔見せや胴体へのめり込みを何カ所か修正した以外何もいじっていません。あまりに楽曲とリズムが一致したのでビックリ。

使用モデル:

  • ジャージともみ 2010/10/22 (モデラ:ガンプラP他)

  • ジャージ麗華 2010/10/22 (モデラ:ガンプラP他)

    • ロンゲーナ大佐 (モデラ:ぱや氏)

    • 風見幽香 ver.1.12 (モデラ:モンテコア氏)

    • 石田三成 ver.1.0 (モデラ:倭氏)

    • Lat式ミクVer2.3 (モデラ:Lat氏)

    • 木人ver0.1 (モデラ:フラットウッドP)

    • ヘタリア ドイツ ver1.00 (モデラ:hana氏)

    • パイパイさん ver1.00 (モデラ:おるどりん氏)

    • 朝比奈りん東警コス ver1.00 (モデラ:文月氏他)

    • 球体関節人形 ver.1.00 (モデラ:ぼへぼへP)

    • 八頭身モナー (モデラ:6666氏他)

    • 海渡勇持郎 ver0.9 (モデラ:たっぽい氏)

    • 田井中律 Ver.0905029_4 (モデラ:かこみき氏)

    • 門を開く者アリス Ver100909_2 (モデラ:かこみき氏)

    • 機動警察隊隊長 2010/09/11 (モデラ:黒胡椒氏)

    • 宇宙刑事みのる (モデラ:キャスバル氏他)

    • 東方不敗 verβ (モデラ:宿六P)

    • イーノック ver1.3 (モデラ:ゴロペコ氏)

    • 太目ニク Ver.1.1 (モデラ:マシシP)

    • 軍人風バックダンサー (モデラ:charuko氏)

    • ハラビロカマキリ (モデラ:あとへん氏)

使用アクセサリ:

  • なぎさ町4.1 (モデラ:sky blue氏)

    • 天空しみゅVer5.02 (モデラ:銀匙氏)

    • スカイドーム素材集vol.01 (モデラ:ussy氏)

    • citroen-15v (モデラ:メガネミク氏)

    • キュンキュンメガネ (モデラ:ギャバンの人)

    • 万能桶 (モデラ:すたぢお海没?)

    • 青竜刀 (モデラ:黒胡椒氏)

    • 交通整理刀 (モデラ:文月氏)

    • 無名刀 (モデラ:AM氏)

    • シャンパンタワー (モデラ:azaidoue氏)

    • お菓子タワー (モデラ:azaidoue氏)

    • アップライトベース (モデラ:あとへん氏)

    • ずれないドラム (モデラ:ねるどらP)

    • ドラムスティック (モデラ:背中P)

ダンスモーション:

楽曲情報:

エンディング曲:

「バトルクリーク・ブロー」

(ゴールデン・ハーベスト 1980 香港・米)

(香港題:殺手壕) (英題:The Big Brawl)

"ジャッキー・チェンのテーマ"

作曲 : ラロ・シフリン (Lalo Schifrin)

※ この動画本編ではBGMにホルストの惑星組曲「火星」が使われていますが、日本での映画公開時には宇崎竜童によるロック調のBGM「キムのテーマ」が使われました。

制作Tips:

ステージに使わせて頂いた「なぎさ町」は、ライティングの向きでがらりと町の印象が変わるので、全編を通じて統一された明るさになるよう、カット毎にいろいろ工夫しました。フレーム外から登場するモデルの影が入らないような配慮も必要で、場合によってはポスプロ工程によるガンマ補正も利用しました。

ジャッキーのスタントチーム(成家班)は、映像の迫力を増すために、打撃と同時に土煙をぱっふんぱっふんさせるテクニックをよく使うのですが、今回のトレスではそこまで手が回りませんでした。今度こそ本気でMME自作エフェクトの勉強するっ。

過去の栄光:

他の動画作者さん達によるMMDジャッキー作品:

データ配布(ZIP):

IKオンオフなどの再利用性に乏しいモーションデータばかりなので、特に公開する予定はありません。需要あるかな…