松坂トンネル開通2017.11.12 下野新聞SOON(11/14)

【鹿沼】県道板荷引田線の「松坂トンネル」の開通式と通り初め式が12日、引田側坑口付近で行われ、その後、一般供用が始まった。思川開発事業の一環として整備されたが、市北部と西部が一本の道でつながり、移動時間短縮など市民生活にとっても効果は大きい。工事が長年かかっただけに、式典に参加した地元住民らは「やっと便利になる」と笑顔を見せた。

開通式には来賓や土地提供者ら約60人が参加。赤松俊彦副知事が知事のメッセージを読み上げ、工事経過報告や、国会議員、県議らの祝辞が続いた。

通り初め式はトンネル入り口前で国、県、市、地元代表らによる交通安全祈願、テープカット、くす玉開披が盛大に行われた。その後、パトカー先導による車列の通り初めも行われた。

地元挙げてのセレモニーも。式典の合間、よさこいの地元チーム「勢や 鹿沼」が元気よく踊りを披露、祝賀ムードを盛り上げた。また板荷地区で3月に行われる伝統行事「アンバ様」も登場。笛を中心としたおはやしが響き、大天狗がトンネル前で「アンバ大杉大明神、悪魔払ってヨイのヨイのヨイ」と大声でお払いをした。

完成した県道板荷引田線は2700メートル(トンネル703メートル)で歩道なしの片側1車線。これまで峠部の一部区間が通行不能だった。そのため国土交通省と水資源機構が進める思川開発事業(南摩ダム)の一環としてダム工事用道路を確保するため、2005年度から計画された。トンネルは13年度から工事を進めていた。総事業費は約37億円(県負担分は約10億円)で、うち約24億円がトンネルの事業費。トンネルの開通により、引田地区の最寄り駅は東武日光線の北鹿沼駅から板荷駅となる。

市北部(板荷※)と西部(加蘇地区※)の地域間交流や観光ルートの広がりなども期待される。

※本サイト管理人は、開通当日15時松坂トンネルを引田側から入り、日光往復しました、

上久我→トンネル→落合<日光杉並木街道>→土沢IC→日光IC→東照宮→[久次良町]→清滝IC→→→上久我のルートです。

上久我~久次良町往復:往路50分、復路40分でした。(以前は片道1時間20分前後)

従来は、上久我→下沢→笹原田→見野→富岡→杉並木街道→文挟→落合を辿りました。

四角形の下三辺をカットして一辺に(つまり直線)、しかも運転し辛い杉並木を5分で通過(落合→板橋)!

また、東照宮から中禅寺湖方面は帰りクルマが大渋滞なので、これからは日光ICを使わずに、専ら清滝ICを利用したいと思いました。

トンネル開通で、いろんな勉強ができました。

友人たちを日光に案内するのに、本当に便利になりました。

また、板荷中2年生のマイチャレンジで毎年父兄の送迎がありますが、これも片道15分になったので、鹿沼市中心部の東中より早い!感謝!

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