文星芸大3作家・作品建設ブログ
先日の鹿沼市モニュメント制作のつづきです
作品設置の様子を書いていきたいと思います
大学から鹿沼市に運んだ作品をクレーンで移動しています
地元の建設業者さんが作業に当たってくださいました
コンクリートでつくった台座に設置します
このとき、コンクリートから突き出た鉄の棒に作品を突き刺しますが、
作品の穴の位置と棒の位置を合わせるのが難しいところです
作品をななめに設置するため角度を出しているところです
彫刻専攻の宮田さんと岩田君もお手伝いに駆けつけてくれました
設置が終わると移動中に傷ついて塗装がはがれてしまった個所を補修します
よいしょ
よいしょ
この日まで無事に作品が設置できるか手さぐりだったので
設置作品をみて感無量です!
「お、おもた~い!!」
ヒョイっ
「俺ならこんなもんだい!」
次の作品は車で更に西へ移動して。こちらは稲葉友宏さんの「生きること」
R293美術展で私が注目した若手の作家さんで、高橋さんの大学の先輩でもあるという。
彼の作品は、実体から宙に溶けて行くようなものが多いのだけれど、これは逆。
地面から受けたエネルギーが実体化していくような、そんなイメージ。
本人に聞いたら、生き物にとって立つと言うことは即生きることに繋がるのでと。
(因みにこの脚は地中に1mほど埋まっています)
自然の色に負けないように白く塗装。経年で変色したり錆びたりする変化も楽しんで欲しいとか。
高橋洋直氏(彫刻専攻OB) 作品「NEXUS絆」 加蘇コミュニティセンターに設置
http://aprodite.exblog.jp/23309081/ より転載
この「加蘇芸術村」とは、加蘇地区の県道沿いに現代アートを3つ設置し、地元の神社や滝などの自然と共にアートと位置づけて観光客に廻ってもらおうと言う趣旨だそうで。
式典が終了し、まずこちらに設置してある高橋洋直さんの「nexus」について本人の説明を聞く。