平成25年度（2013）

平成25年度経営工学セミナーのご案内

主査宮田秀典（キュービック）副査椎原正次（大阪工業大学）

○第2回（共催：日本経営システム学会関西支部）

日時：平成26年2月15日(土) 14：00～17：00

場所：北浜フォーラム C会議室　大阪証券取引所ビル3F

〒541-0041 大阪市中央区北浜1丁目8-16 Tel：06-6202-2311

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<講演１>

テーマ：「ある産学官連携支援機関の活動への参画から考えること」

講演者：株式会社タスク・ヨダ代表本庄早稲田国際リサーチパークアドバイザー　余田幸雄氏

(概要)

産学官の連携、地域の活性化、ベンチャー企業支援等の重要性は言うまでも無く、また、我が国の各地において、自治体、大学等のイニシアティブによって多様な支援機関が設立されている。しかしながら、かかる組織の運営基盤が十全であるかどうか、運営のための人材が確保されているのか、連携のネットワークが構築されているか、など課題は極めて多いと思うのが実感である。そこで、埼玉県北部に拠点を有するある支援機関との５年の係わりの中で、①組織経営的な視点からの実験の自己評価、②公共財(パブリックな活動)のゴーイングコンサーンとしての自立の可能性について、問題提起を行い、参加者との意見交換をから解決策を見いだせれば幸いである。

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<講演２>

テーマ：「製造業におけるBPM（ビジネス・プロセス・マネジメント）」

講演者：甲南大学経営学部教授長坂悦敬氏

(概要)

BPMとは、従来の企業内外の壁を乗り越え、情報や資源を共有し、業務をくくって連結・結合させて、その流れをプロセスとして捉え、プロセス業績を体系的に管理しようとするものである。ここでは、BPMのフレームワークに基づき、プロセスを見える化し、改善していくことによって企業価値向上を図る方法論を検討する。

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○第1回（共催：日本経営システム学会関西支部）

日時：平成25年10月12日(土) 14：00～17：00

場所：大阪工業大学うめきたナレッジセンター　グランフロント大阪ナレッジキャピタルタワーC 9階

〒530-0011 大阪市北区大深町3-1 Tel：06-6359-1159

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<講演１>

テーマ：「中国企業におけるR&D技術者の人材マネジメント」

講演者：同志社大学技術・企業・国際競争力研究センター特別研究員竇少杰氏

(概要)

近年、物価水準や賃上げにより人件費が経済の高度成長に伴って高騰している中国、これまで主要な競争力の一つである安い労働力は安くなくなりつつある。今日のような厳しい国際経済環境のなか、特に製造企業が存続・成長していくためには、自社の技術力、研究開発力を強めていかなければならない。そのために、企業にとって金銭的な投資以外に、最も重要なのが研究開発技術者の育成・管理である。本講演では、中国企業における技術者の育成・管理の歴史を踏まえながら、企業事例を挙げて中国企業のR&D技術者管理のあり方を明らかにする。

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<講演２>

テーマ：「テーマ解決の道のりについて」

講演者：流通科学大学図書館長商学部教授　野口博司氏

(概要)

近年の企業が抱えているテーマ解決活動事例を分析した結果、その基本の道のりは共通していることがわかった。また、ワイクの組織行動論における問題解決のプロセスにおける組織の行動過程についても同じようなことが言え、その考え方も取り入れた近年のテーマ解決のための道のりを提言する。皆様のご意見を頂戴して、さらに、実践に役立つテーマ解決の道のりと改良していきたい。本講演は、現在、日本規格協会の雑誌『標準化と品質管理』に連載中の内容を解説することになる。

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