雪氷楽会

雪氷楽会 in Nagaoka ― 雪と氷のポケット・サイエンス ―

「雪」や「氷」. とっても身近にあるものなのですが,ときどき不可思議な現象が起きたり,とってもキレイなアートになったりと,サイエンスの目で見つめ直すといろんな不思議が見えてきます.

雪氷楽会では,小学生や中学生に雪や氷を通して,科学のおもしろさや楽しさを伝えます.もちろん保護者の方々にも,雪や氷の不思議,雪氷研究の面白さを体験していただけるはずです.

第1会場となる「ハイブ長岡」では,雪や氷にかかわる興味深い実験・観察・工作が体験できます.その他にも,とってもきれいで不思議な雪や氷の写真展示もあります.雪国の冬の暮らしを支えている除雪車の展示もありますよ.

第二会場となる「大原鉄工所」では,国立極地研究所の協力を得て,普段見ることのできない南極で使われている雪上車を見学できます.珍しい南極の写真展もあります.

ところで,南極で使われている雪上車は,長岡の会社(大原鉄工所)が製作しているって知っていましたか? 南極での観測は,遠い遠いすごく寒い場所の調査というだけではなく,地球の温暖化の研究にすごく役に立っているってしっていましたか? 雪や氷の研究や,南極での観測の様子を学ぶことで,地球環境問題を知る良い機会となることでしょう.

ぜひ,足をはこんでいただいて,雪や氷の不思議の世界に触れてみてください.

★出展の内容(予定)

第一会場  氷がニョキニョキのびる水道,手のひらで沸騰,人工雪の観察,雪結晶の万華鏡づくり,氷銃の射的,雪結晶の模型を作ろう! 雪形って知ってる? ふわふわと浮く雨粒,除雪車大集合,Dr.ナダレンジャーの科学実験ショー,氷釣り,切り絵で作る雪の結晶,影絵スノーランタンなど

第二会場  大原鉄工所の雪上車体験,南極観測隊の写真展示

※1 説明のお手伝いをして頂けるボランティアを募集します.専門家であっても,雪や氷の現象をわかりやすく一般の人に説明するのは意外と難しいものです.わかってもらえた時の喜びも身をもって経験できます.小学生,中学生といっしょに雪や氷のふしぎに感動しましょう.

※2 「雪氷楽会 in Nagaoka ― 雪と氷のポケット・サイエンス ―」は,平成23年度文部科学省科学研究費補助金(研究成果公開促進費)「研究成果公開発表(B)」を受けています.