芦原充

ASHIHARA, Mitsuru ヴァイオリン

松江市出身。特待生として作陽音楽大学に在籍し、卒業時に読売新人演奏会に出演する。これまでに、今岡康代、永見信久、香西理子、漆原朝子の各氏に師事。現在は活動の拠点を関西に移し、多岐に渡る演奏活動を展開。リサイタルの他、大阪チェンバーオーケストラとの共演(ヴュータン、ブルッフ、バッハ他)、また関西室内楽協会会員として様々な形態の室内楽演奏に数多く加わる。出雲にもゆかりが深く、出雲フィルハーモニー交響楽団の演奏会にコンサートマスターとして出演。また、5回に渡った室内楽シリーズ「室内楽の夢」、さらにエルガー晩年の連作室内楽作品、実演の機会がほとんどないイザイの室内楽作品、ヴァイオリン・ソナタを含むショスタコーヴィチの代表的室内楽作品でのリサイタルなど、その斬新で意欲的な企画と演奏は注目を集めている。また出雲芸術アカデミー音楽院教授、島根大学教育学部嘱託講師として後進の育成にも力を注ぎ、多くの逸材を育てるなど

その指導にも熱い期待を寄せられている。出雲楽友協会音楽家会員。