自転車旅行6.09 ローザンヌ⇒ニヨン
6月9日(曇りのち晴れ)
from Lausanne to Nyon
◆坂の街ローザンヌ散策
レマン湖畔のローザンヌは元々湖畔にあったがローマ帝国崩壊時に防衛上の理由から丘の上に移り住んだ歴史があるのでレマン湖畔とローザンヌ大聖堂の標高差が150mほどもある坂の多い街になっており、特に鉄道の北側にある繁華街は坂だらけだった。ローザンヌ大聖堂への観光も自転車で行こうか迷ったが、雨が降りそうなこともあって結局歩いて行くことにしたが、自転車で向かっていれば多くあった階段を迂回しなければならなかったし、かなりのところで押して上らざるを得ない程の坂もあり、歩いて行くのが私には正解に思えた。
坂の途中から見上げたローザンヌ大聖堂
生憎、曇っていたのですっきりとはいかなかったがローザンヌの高みから見る家並越しのレマン湖も良いものだった。
坂の街ローザンヌ
◆べらぼうに高かった寿司
毎日の日課の一つに水の確保がある。その日の気温によっても違うが少なくとも2リットルは必要なので前日の夕方か当日出発前にスーパーに行く。 ホテルから最寄りのCO-OPに行くと先ず入口横の一番目立つところに冷蔵ストッカーがあり、そのストッカーいっぱいにパック寿司が売られている。 パックの中の握り寿司はサーモンとまぐろだけで、その他はすべて巻物が詰められている。 見ると27.5スイスフラン、日本円で3500円と値付けされている。信じられない程高いが多くの寿司が売られているところを見るとスイスでもの人気が高いことが判る。
スイスは寿司だけでなく、すべての物価が高い。物価の安かったイタリアから来ただけに余計物価の高さを思い知らされた。毎日買う1.5リットルボトルの水はイタリアの3~4倍はするし、レストランで夕食をとれば軽く30スイスフランは覚悟しなければならず旅行者には厳しいと思った。(走行距離 61km)
ワンパック3500円!!!