プログラム
※イベント内容は撮影する可能性がございます。
12:30~ 開場
13:00~13:10 開会のご挨拶
13:10~14:00 (第1部)基調講演 AIと映像翻訳の可能性
山田 優 氏
立教大学 異文化コミュニケーション学部/研究科 教授
株式会社翻訳ラボ代表
研究の関心は、訳出プロセス研究(Empirical TPR)、翻訳テクノロジー論(CAT tools, MTPE)、機械翻訳の外国語教育への応用など(TILT, MTILT)。株式会社翻訳ラボ代表。八楽株式会社チーフ・エバンジェリスト。オンラインサロン翻訳カフェ主宰。日本通訳翻訳学会(JAITS)理事、一般社団法人アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)理事歴任。著書に『ChatGPT翻訳術:新AI時代の超英語スキルブック』(アルク)などがある。
本講演では、大規模言語モデル(LLM)などのAI技術が映像翻訳業界にもたらす変革と、AI技術を使って作成する映像翻訳が世界に影響を与える可能性について話します。AIの進化が字幕翻訳の質と効率をどう向上させ、プロ翻訳者の作業をどう変えるのかを探求し、AIがグローバルコミュニケーションの枠を広げ、新しいメディアの可能性を開く方法と過程を検討します。講演はプロの字幕翻訳者に役立つ具体的なLLMへのプロンプトの他、画像生成AI技術や品質評価プロンプトを併用した映像翻訳制作方法などの実践的なインサイトも提供します。
14:15~15:45 (第2部)吹替翻訳コンクール
授賞式及び最優秀者の翻訳講評
課題作品:「Jamie」
最優秀者・優秀者に選ばれた方の原稿は、会場にお呼びする声優の方々に声を当てていただきます!
翻訳者が作った台本が、どのように読まれるのかを聞ける貴重な機会をお見逃しなく!
審査員
白岩 麻実子 氏
株式会社JVCケンウッド・ビデオテック
字幕吹替制作チーム
JVCケンウッド・ビデオテックに入社し、日本語吹替版制作を担当して今年で11年目。映画、ドラマ、ドキュメンタリー、シリアスなものからコメディまで様々なジャンルの吹替制作現場に立ち会ってきました。“映画は字幕で見る派”だった私も今ではすっかり吹替版の魅力にハマっています。
松田 海
株式会社ワイズ・インフィニティ
制作部 チーフディレクター
フリーランスの映像翻訳者を経て、現在はワイズ・インフィニティ制作部 クオリティーコントロール チーフディレクターを務める。 代表作は(吹)「ターミネーター」「パラサイト」「シュリ」「ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン」等多数。
<進行>
大久保 拓
株式会社ワイズ・インフィニティ
制作部 ディレクター
2016年にワイズ・インフィニティに入社。制作部ディレクターとして数多くの映像翻訳作品のチェック業務を行う。
<声優>
沖田 優衣 氏(ジゼル役)
主な出演作品:「シャークネード5 ワールド・タイフーン」他
大橋 勇人 氏(ジェイミー役)
主な出演作品:「イカゲーム」「アナザーラウンド」他
臼井 美紗子 氏(ゾーイ役)
主な出演作品:「御史とジョイ~朝鮮捜査ショー~ 」他