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Quantitative image

医療現場でまだ活用されていない有用な技術を医療現場で効率的に利用できる人たちが増えれば、根拠に基づく医療の質を高めることに繋がります。このような技術の一つが、医用画像の処理や解析による定量化です。医用画像処理/解析による定量化は、従来、医師や医療従事者により暗黙的に行われてきた画像解釈をより定量的に評価することを可能にします。

昨今、すでにこのような定量化を取り入れた画像解釈はデファクト・スタンダードになりつつあります。例えば、がん、認知症、脳卒中、筋骨格系の疾患(リウマチなど)の診断や治療のために多くの定量画像解析を用いた診断や評価が実施されています。これらの診断や評価は、長年に渡る研究で培われ、一般化された信頼できるクライテリアに成長しています。また、伝統的なクライテリアだけでなく、クライテリアを変革しうる新しいイメージングバイオマーカもまた、医師と患者、あるいは研究者の意思決定の質を高める要素になります。

事業内容

本会は、本邦における医用画像処理/解析及びこれに関連する研究に携わる医師、医療技術者、開発者、研究者、及び学生の専門的な知識と技術を高め、最新の画像処理/解析技術に対応できる画像の取扱いの習得、会員相互の情報交換、並びに親睦を図ることを目的として、画像情報ワークアウト事業を実施いたします。

ここでいうワークアウトは、全3回のセッションを1クール/1年間として構成し、各セッションを1〰2日間で実施するワークショップ形式の勉強会です。参加者の医用画像処理や解析についてのスキルアップを図ります。(2020年度より、Web開催を年一回程度行っております。)

座学が主体の受動的な勉強会とは異なり、ワークショップ形式で参加者個人が能動的にスキルアップするメリットがあります。

運営スタッフ

代表世話人

佐保 辰典   小倉記念病院   診療放射線技師

世話人

小林 達明  Visionary Imaging Services, Inc. 代表取締役

世話人

平原 大助  学校法人 原田学園 診療放射線技師

世話人

高屋 英知  聖マリアンナ医科大学 先端生体画像情報研究講座 研究技術員 | 座東北大学病院AI lab 助手

技術顧問

福倉 良彦 川崎医科大学医学部 教授

原口 貴史 聖マリアンナ医科大学医学部 放射線科医長 | 先端生体画像情報研究講座 特任助教

設立

2018年