スタイル、パフォーマンスを始めとして、完璧なスーパースポーツカーを目指した4代目が登場。当時のデザインのトレンドを考慮し、従来からの特徴であるロングノーズ・ショートデッキを改め、新たにワイド&ローという基本デザインが決定された。静止した状態でも躍動感のあるフォルムを求め、獲物を狙う動物のようなイメージに加えて日本本来の良さを持ったアイデンティティや、いつまでも沈まないカリフォルニアの太陽に映えるようなボディデザインを検討したという。また、マイナーチェンジの際に前後オーバーフェンダーにし、ホイールを17インチ化する計画があったものの実現しなかった。
ワイド&ローの迫力のあるスタイリングはCADによる設計が多用され、これにより全高が高い設計のV型6気筒DOHCエンジンを、初代のように盛り上がりなしで低いボンネットに収める事を可能としたが、その結果エンジンルームの空間に余裕が無くなり、特にターボモデルではエンジンルーム内の換気性能が十分とは言えず、熱害によるトラブルや部品劣化を起こしやすいという問題を抱えることとなった。
ボディ 乗車定員 2人/4人 ボディタイプ 3ドアファストバック(2座) 3ドアファストバック(2座Tバールーフ) 3ドアファストバック(4座Tバールーフ) 2ドアコンバーチブル
エンジン位置 フロントミッドシップ
駆動方式 後輪駆動 パワートレイン エンジン 3.0L V6 VG30DE型 3.0L V6 VG30DETT型 最高出力 230 PS / 6,400 rpm (NA) 280 PS / 6,400 rpm(ツインターボ) 最大トルク 27.8 kgm / 4,800rpm(NA) 39.6kgm / 3,600 rpm(ツインターボ)
変速機 4速AT/5速MT
サスペンション サス前 マルチリンク サス後 マルチリンク 車両寸法 ホイールベース 2,450 - 2,570 mm 全長 4,310 - 4,525 mm 全幅 1,790 - 1,800 mm 全高 1,245 - 1,255 mm 車両重量 1,430 - 1,570 kg
その他 ブレーキ 4輪ベンチレーデッドディスク